9月19日(日)夕方(日本時間9月20日(月)午前)、「第56回エミー賞授賞式」が行われた。今年のエミー賞は、ノミネート段階から最も注目を集めた ミニシリーズ/テレビ映画部門「エンジェルス・イン・アメリカ」が11冠という過去に類を見ない新記録でほとんど各賞を総なめするという結果となった。主演のアル・パチーノ、メリル・ストリープがそれぞれの主演男優、女優賞をダブル受賞、作品として11の賞に輝くというのは過去最高とみられる。また、放送局のHBOとしても16冠となり、連続ドラマの約半数がその全てを終了できずに打ちきりとなるアメリカのテレビ市場でトップの名を不動のものとした。この作品はピューリッツァー賞、トニー賞をすでに受賞しており、今回のエミー賞の獲得により同じ脚本家による作品では史上初の3冠という快挙も成し遂げた。
コメディ部門では、「フレンズ」「そりゃないぜ!?フレイジャー」「SEX AND THE CITY」の3作品が今年最後の受賞チャンスとなるため、賞レースの行方に注目が集まっていたが、「SEX AND THE CITY」が主演女優賞・助演女優賞を見事受賞。その他の各賞は思いがけない結果が多く、ロン・ハワードのプロデュースによる「アレステッド・デベロップメント」が最優秀作品賞に選ばれた。自らも映画俳優出身で「アポロ13」など数々の映画作品をヒットさせている彼が手がけたこのテレビ作品は、当初の視聴率が最下位から2番目という悲惨な旅立ちだった。受賞発表の瞬間には会場に驚きと歓喜が大きく渦巻いた。
全米中継されるエミー賞授賞式は、毎年高い視聴率を記録することでも有名。今年はABCから放送するが、裏の他局も真剣そのもの。同じ時間帯にCBSは女優マージ・ヘルゲンバーガーが好演する「CSI:科学捜査班」、FOXはキアヌ・リーヴスの「スピード」、NBCは「タイタニック」でエミー賞に対抗した。「第56回エミー賞授賞式」の日本での放送はCSチャンネルAXNで10月3日の予定。。
(情報提供:AXN)


