米CNNがビックリ大誤報!? 豪人気歌手が自殺と報道

米CNNは、7月2日、大ヒット曲「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」で知られる人気歌手ゴティエが「自殺を図り死亡した」と、コミュニティ・サイトCNN iReportで伝えた。

CNN iReportに掲載された記事では「午前4時32分、ゴティエが9mm拳銃で自分の頭を撃ったという。午前4時45分に死亡し、原因は自殺と判断されている」と伝えられた。しかし、ゴティエの死亡記事は全くの誤報。彼は今も元気に生きている。

この記事はCNNのスタッフによってすぐに削除されるも、誤報は瞬く間に世界中に広まってしまった。騒動を抑えるために、ついにゴティエ本人はTwitterで「僕は死んでいないよ」とツイートするはめになった。

CNNのスポークスマンは、この騒動に対して、誤報記事はCNNによるものではないと釈明。「iReportでは世界中の人々がニュースネタとなる写真や動画、記事をアップロードすることができます。CNNのスタッフは、アップロードされた内容が真実かどうか確かめた後に、その記事を承認します。ゴティエの死亡記事は誤報であったため、アップロードされた数分後には削除しました」と発表した。あくまでも、CNNの問題ではなく、誤報記事を書いた“誰か”に責任があると強調している。