「glee」クリス・コルファー、脚本&主演インディ映画が小説としても発売へ

人気海外ドラマ「glee/グリー」でカート役を演じているクリス・コルファーが脚本と主演を務めたインディ映画が、ヤングアダルト小説として発売されることが明らかになった。

「Struck by Lighting(原題)」は、コルファー演じるカーソン・フィリップが主人公のダーク・コメディ。文芸誌の出版を思い立ったカーソンは、それをなんとか成功させようとクラスメートを次々と恐喝し、無理矢理、文芸誌に参加させていくという物語だ。

映画にはクリスの他に、アリソン・ジャニー、クリスティーナ・ヘンドリックス、ダーモット・マローニー、サラ・ハイランド、ポリー・バーゲンらがキャスティングされている。すでに、今年4月に行われたトライベッカ映画祭でお披露目されており、好評を得た。

米Hollywood Reporterによると、出版社の米Little Brown Books for Young Readersは8月9日、クリスが手掛ける青春映画の小説版である「Struck By Lightning: The Carson Phillips Journal(原題)」を11月に発売することを発表。映画をそのまま小説化したものではなく、映画で描かれた物語の延長を描いた作品になるという。なお、この作品は、小説本、eブック、オーディオブックとして、同時発売される。

クリスは、「撮影が終了した時、まだ、登場人物たちにさよならを告げることは出来ないと感じていた。だから、Little Brown社が小説版を執筆しないかとオファーしてくれた時、とても嬉しかったんだ。主人公の物語を語るには、文芸誌を通して描くのが最適だと感じるからね」とコメント。また、本については、「思春期についての物語。ティーンの視点から、他のティーンについて語ることになる」と説明した。

クリスは、7月に自身の処女作となる児童書「The Land of Stories: The Wishing Spell(原題)」を出版。デビューの週に、米ニューヨーク・タイムズ紙児童書ベストセラーリストのナンバーワンに輝いており、「Struck By Lightning:The Carson Phillips Journal」の売り上げも期待できそうだ。

小説「Struck By Lightning:The Carson Phillips Journal」は、11月20日に発売。映画は、アメリカで今年末に公開される予定となっている。