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「glee」ライアン・マーフィー制作のゲイ社会を描く映画、製作費12億で制作・放送へ

2012年11月21日
「glee/グリー」「アメリカン・ホラー・ストーリー」など人気海外ドラマを複数手がけている名プロデューサー、ライアン・マーフィーが企画を進めているトニー賞受賞の舞台「The Normal Heart(原題)」が、米HBOでTV映画として制作・放送されることが明らかになった。

「The Normal Heart」は、エイズ活動家として有名な劇作家ラリー・クレイマーが、自身の体験を基に80年代初頭、HIV感染者が増え始めたニューヨークのゲイ・コミュニティを描いた作品。オフブロードウェイで成功を収めた同作は、昨年4月にブロードウェイでリバイバル上演され、2011年のトニー賞で3部門受賞の栄誉に輝くなど高く評価されている。

2011年、ライアンがこの舞台の映画化権を獲得したことが明らかになり、ジュリア・ロバーツ、アレック・ボールドウィン、マット・ボマー、マーク・ラファロらをキャスティングしたと報道。ブラッド・ピットの制作会社Plan Bもプロデュースに参加することが明かされ、大きな話題となった。だがその後、この作品に関しての続報が出なかったため、企画倒れになったのではと懸念する声があがっていた。

複数の米芸能メディアによると、ライアンが手がける映画版「The Normal Heart」は、劇場で公開されるような長編映画ではなくミニシリーズに近い形の作品になるとのこと。放送契約を結んだのは大手ケーブルテレビのHBOで、1500万ドル(約12億円)の製作費を用意していると伝えられている。

なお、ジュリア・ロバーツらが作品に出演するかは定かではないとのこと。撮影の日程なども明かされてはおらず、放送はまだ少し先のこととなりそうだと伝えられている。
 
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