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映画「マラヴィータ」ロバート・デ・ニーロをはじめ、70歳オーバーでも元気に大活躍の名優をご紹介

2013年10月24日
ロバート・デ・ニーロロバート・デ・ニーロ
Photo : Jessica Forde
名優ロバート・デ・ニーロ出演最新作「マラヴィータ」が、11月15日(金)より公開される。今回、今年の8月17日に70歳を迎えた名優ロバート・デ・ニーロをはじめ、70歳オーバーにも関わらず前線で活躍しつづける名優たちをご紹介。

「タクシードライバー」「グッドフェローズ」といった名作を世に送り出し、ハリウッドの黄金コンビと謳われた巨匠マーティン・スコセッシと名優ロバート・デ・ニーロ。そして、「レオン」「グラン・ブルー」で知られるヒットメーカー、リュック・ベッソン監督。この豪華すぎる3人が初のコラボを果たし、かつて誰も観たことのない“ファミリー”を主人公に、奇想天外なスリルとユーモアで魅せる痛快エンターテインメント「マラヴィータ」が、11月15日(金)より公開される。

この度「マラヴィータ」では、今年の8月17日に70歳を迎えた名優ロバート・デ・ニーロが、マフィアの“ファミリー”よりも固い絆で結ばれた“ファミリー”(家族)の大黒柱を演じることで話題を集めている。より魅力的な役に挑戦し続けるデ・ニーロをはじめ、70歳オーバーにも関わらず前線で活躍しつづける名優たちを紹介する。


◇ロバート・デ・ニーロ (70歳)

「マラヴィータ」11月15日(金)TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー

アカデミー助演男優賞を受賞した「ゴッドファーザー PART II」では、シチリア島で数ヵ月間生活し、独特なシチリアなまりを完璧にマスターしたり、アカデミー主演男優賞を受賞した「レイジング・ブル」では、体重を30ポンドも増やしたり、「タクシードライバー」でも、舞台となったニューヨークで、実際にタクシードライバーとして働いたりと、役作りに一切の妥協を許さないことで有名なデ・ニーロ。常に信憑性を追求し、細かい点まで調和させてきたデ・ニーロは、本作の役柄でもある東海岸出身の元マフィアのボスが本当にフランスの小さな町に落ち着く可能性があるのかを知るため、撮影前に証人保護プログラムでの生活のリサーチまで行ったという。

70歳を迎えたにもかかわらず実に精力的な彼が魅せる、アル・カポネ風の“怒れる元マフィア”の顏と、哀愁漂う一家のパパとしての顔。その演じ分けにも期待したいところ。


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俺たちを忘れてしまっては困るぜ! デ・ニーロに負けず劣らず大活躍の名優たち


◇アンソニー・ホプキンス(75歳)

「REDリターンズ」11月30日(土)全国公開
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」2014年2月1日(土)全国公開

王立ウェールズ音楽演劇大学と王立演劇学校(RADA)でみっちり演技を学んだアンソニーは、映画史に残る悪役として今でも人気を誇るハンニバル・レクターを演じた「羊たちの沈黙」(91)でアカデミー主演男優賞を獲得、ハリウッドでの地位を不動に。その後、「日の名残り」「ニクソン」「アミスタッド」でもアカデミー賞にノミネートされ、93年、長年に渡る功績が認められナイトの称号を授与。誰もが認める名俳優としてすべての作品で圧倒的な存在感を魅せる中、近年では特殊メイクを駆使してサスペンスの帝王アルフレッド・ヒッチコックになりきるなど、75歳を迎えてなお今後の活躍が楽しみな俳優のひとり。


◇ロバート・レッドフォード(77歳)

「ランナウェイ/逃亡者」10月5日(土)全国公開

アメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツで演技を学び、ブロードウェイでキャリアをスタートさせたロバートは「明日に向って撃て!」(67)のサンダンス・キッド役で一躍有名に。その後、アカデミー主演男優賞にノミネートされた「スティング」(73)、「華麗なるギャツビー」(74)でスターの地位を確立。監督としてもその才能を発揮し、初監督作「普通の人々」(80)がアカデミー作品賞・監督賞を含む4部門を制した。10月5日より公開中の「ランナウェイ 逃亡者」では「大いなる陰謀」以来5年ぶりに監督と主演を兼任して手がけるなど、77歳にして俳優業としての成功を手にしながら挑戦しつづける。


◇モーガン・フリーマン(76歳)

「グランド・イリュージョン」10月25日(金)全国公開

映画デビューは80年の「ブルベイカー」と、意外に遅咲き俳優であるモーガン・フリーマン。「NYストリート・スマート」(87)のポン引き役でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。舞台でも好演した映画版「ドライビングMissデイジー」(88)では同賞主演男優賞にもノミネートされた。「許されざる者」(92)「ショーシャンクの空に」(94)といった名作にも出演。アメリカ映画界には欠かせない存在となる。イーストウッド監督と組んだ「ミリオンダラー・ベイビー」(05)で念願のアカデミー賞助演男優賞を受賞。76歳を迎え、波に乗り続ける名優のひとり。


【動画】 ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズら豪華キャストが共演「マラヴィータ」予告編



■ 「マラヴィータ」ストーリー

フランス・ノルマンディー地方の田舎町に引っ越してきたブレイク一家は、一見ごく普通のアメリカ人だが、実はとてつもない秘密を隠し持っていた。主のフレッド・ブレイクは泣く子も黙る元マフィアで、家族ともどもFBIの証人保護プログラムを適用され、偽名を名乗って世界各地の隠れ家を転々としてきたのだ。そんなワケあり一家はノルマンディーのコミュニティーに溶け込もうとするが、かんしゃく持ちのフレッドは事あるごとに昔の血が騒ぎ、妻マギーとふたりの子供も行く先々でトラブルを起こしてしまう。やがてフレッドに積年の恨みを抱くマフィアのドンが、彼の居場所を突き止めて恐怖の殺し屋軍団を現地に派遣。かくして“ファミリー”VS.“ファミリー”の仁義なき壮絶バトルの火蓋が切られるのだった……!


■ 公開情報

「マラヴィータ」
11月15日(金)TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー

製作総指揮:マーティン・スコセッシ「タクシードライバー」「グッドフェローズ」「ディパーテッド」
監督/脚本:リュック・ベッソン「レオン」「フィフス・エレメント」/「トランスポーター」「96時間」
出演:ロバート・デ・ニーロ「ゴッドファーザーPARTⅡ」「タクシードライバー」「グッドフェローズ」、ミシェル・ファイファー「ダーク・シャドウ」「スカーフェイス」、トミー・リー・ジョーンズ「メン・イン・ブラック」「リンカーン」「終戦のエンペラー」、ディアナ・アグロン「glee/グリー」(クイン役)
©EUROPACORP- TF1 FILMS PRODUCTION – GRIVE PRODUCTIONS
Photo : Jessica Forde

映画「マラヴィータ」ロバート・デ・ニーロ、6年ぶり来日! マフィアのような貫禄(!?)で妻と登場(2013年10月23日)
名優ロバート・デ・ニーロ(70)が新作「マラヴィータ」をひっさげ、約6年ぶりに来日。本作のジャパンプレミアに登場した。

「タクシードライバー」など映画史上に輝く幾多の名作を世に送り出...
 
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