映画「処刑人」ショーン・パトリック・フラナリー、ノーマン・リーダスが来日！ 超ハイテンションな登場に観客大コーフン

人気海外ドラマ「ウォーキング・デッド」のダリル役として人気の俳優ノーマン・リーダス(44)と、映画「処刑人」シリーズ(’99、’09)で共演したショーン・パトリック・フラナリー(48)が来日し、14年前に公開されたの同映画の上映会に登場。公開時でも叶わなかった2人同時での豪華記者会見を行った。

ノーマンは黒のニットにグレーのパンツでシックに、ショーンは上下デニムを合わせてワイルドに決めて登場。1000人以上も集まった会場では、来場客も冒頭での写真撮影OKということで、ノーマンとショーンも、それぞれ携帯電話を片手に登壇し、黄色い声が飛び交う中、その熱狂ぶりをカメラに収めていた。

「やあ、東京ー!元気してるか～い?」「ドウモアリガトウ!」と冒頭からハイテンションだった2人。ノーマンは会見が始まる数時間前に日本に到着したばかりで、登壇直前までショーンとともにお煎餅を食べていたことを明かされると、会場では笑いが起こった。

来日した感想を聞かれたショーンは、「東京はとっても大好きな場所。実は、僕に出来た最初のファンが東京の人なんだ」という驚きの事実を告白。しかも、「エリ、今日ここに来てるよね?どこにいるの?あぁいたいた、こっちにあがっておいでよ!」とファンを誘い出すビックリな展開に。ファンがそれを断ると、自らステージを下りて彼女がいるところまで向かい、ハグをするという大サービスを見せた。

以前両親の仕事の都合で日本に住んでいたことのあるノーマンも、「日本にはよく来るし、ここが好き」と話し、ショーン同様日本に対する思い入れの強さが伝わってきた。

映画「処刑人」でマクマナス兄弟役を演じていた2人は、プライベートでも「実の兄弟みたい」と言うほど、大の仲良し。どれぐらい仲良しなのかと言うと、ノーマンは「今でもショーンの家の車庫にバイク置かせてもらってるよ」というぐらい。「ショーンは僕に何かあったら地球の裏側にいても飛んできてくれる、頼もしい存在」「ノーマンはこの業界にいて、友達として付き合える初めての人だった」と、互いに相思相愛で、会見中何度もハグする姿が見られた。

兄弟愛を中心に「ハートがたくさんつまっているところが魅力」と話すショーンは、「演技がほとんど必要なかったぐらい、普段の僕らそのままだった」と作品をふり返った。他方で、マクマナス兄弟は色んな言葉をしゃべれる役どころであったため、セリフを覚えるのに苦労したという裏話も。「警察署のシーンで、よく見るとノーマンの目線が上向きになってる場面があるんだけど、それはカンペを見てるからなんだよ(笑)」と、今だから言える撮影秘話まで披露してくれた。

「自分たちの話を聞きたいとこれだけの人が集まってくれるなんて、本当に素晴らしいし、身の引き締まる思いだよ」と、観客の熱狂ぶりに感心しきりだったショーンは、「自分たちにとっても同じぐらいファンの存在は大きい」と熱弁。ノーマンとそろってファンサービス旺盛で、度々観客を撮影したり、会見をぶった切って会場にウェーブさせてみたり、終始ファンとアイコンタクトをとって手を振ったりと、ファンへの愛情を最大限表していた。

ノーマンとショーンは12月22日(土)、23日(日)に東京・九段下で開催されるハリウッド コレクターズ ギャラリー主催のイベント「ハリウッド・コレクターズ・コンベンションNo.3」に参加する予定。「ハリウッドコレクターズコンベンション」は、各メーカーによるハリウッドトイ&フィギュア、アパレル、コスチュームなどハリウッド映画に関するグッズの販売や、ハリウッド俳優によるサイン会、撮影会が行われるイベント。イベント当日、ノーマンとショーンはサイン会&撮影会(有料)を行う予定だ。

【ノーマン・リーダス、ショーン・パトリック・フラナリー来場のサイン会&撮影会の日程】

開催日時: 12月22日(土)、23日(日)

会場: 東京・九段下 (ホテルグランドパレス　2階大宴会場・ダイヤモンドルーム)

入場料: 無料　　※俳優によるサイン会・撮影会は有料となります。