MARVEL×Netflixの新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」、主演クリステン・リッターが凱旋来日！ 「悪役のスーパーパワーがほしいかも」と爆弾発言

今年9月に日本上陸を果たしたストリーミングサービス「Netflix」が、満を持して送り出す新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」より、主人公ジェシカを演じるクリステン・リッター(33)と、彼女の親友トリシュ役レイチェル・テイラー(31)が来日。11月20日の全世界同時配信の開始目前に、都内で記者会見を行った。

海外ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」は、映画「アベンジャーズ」シリーズなどで知られるマーベルの原作「エイリアス」より生まれた、オリジナルドラマシリーズ。元スーパーヒーローながら、悲劇的な事件をきっかけにヒーローであることをやめ、腕利き私立探偵としてニューヨークで活動するジェシカが、宿敵キルグレイブの登場をきっかっけに、自身の過去と向き合い、難事件へ挑んでいくストーリー。

主人公ジェシカを演じるクリステンは、モデルとしてキャリアをスタートさせ、「ヴェロニカ・マーズ」や「ゴシップガール」など、さまざまなドラマに出演してきた実力派。特に「ブレイキング・バッド」で演じた、小悪魔的な女性ジェーン役でよく知られている。また、今作ではジェシカの親友トリシュ役を演じているレイチェルも、映画「トランスフォーマー」(2008)で演じた美人ハッカーが記憶に新しい。このたびNetflixが世に送り出す、新ヒロイン2名は番組プロモーションのために来日。新番組をPRした。


全身ブラック、パンツルックのクールな出で立ちで登場したクリステンだが、開口一番、日本語で「コンニチハ!　ゲンキデスカ!」(クリステン)とご挨拶。同じくブラックのミニワンピース姿のレイチェルも「コンニチハ!　お招きありがとう」と続けた。さっそく番組の見どころを尋ねられると、「これまでテレビじゃ観られなかった作品。マーベル初のサイコスリラーよ」(クリステン)、「ワクワクしているの。マーベルもNetflixも恐れ知らずよね!」(レイチェル)と自信満々の表情を見せた。



しかし大役抜擢へのプレッシャーはなかったかを尋ねられると、「もちろん感じたわ。マーベルって超巨大ブランドだし、Netflixとはずっと一緒に仕事がしたかった」とクリステンは苦笑い。しかしその重圧を力に変え、「毎日、この子を選んで正しかったって思ってもらえるように取り組んだの」と語った。キャリア初のアクションにも、果敢に挑んだというクリステンだが、「楽しかったわ!」と振り返る一方で、「何人かは実際に殴っちゃった。お詫びにウイスキーを贈ったわ」と明かした通り、少なからず苦労はあったようだ。


ちなみにクリステンは、モデル時代に「オリーブ」(マガジンハウスが2003年まで発刊していたファッション誌)をはじめ、日本の雑誌に登場していたことがあったそう。当時のことを「もっと若かったころよ。実は東京へのフライトが人生初飛行機だったの。真ん中の席で、すごく長いフライトだったわ!(笑)」と感慨深げに振り返り、数か月の滞在中に、レキシントン・クィーン(※当時人気だった、六本木のディスコ)へ行ったことなどの思い出を語った。

一方のレイチェルも、日本への滞在はこれがはじめてではないとのこと。富士山にも登ったことがあるそうだが、その2日後にカメラを失くしてしまうという残念な出来事もあったようだ。とはいえ「日本人も素敵で、食べ物もおいしい。今朝食べた伝統的な朝食なんて、アメリカでも食べれればいいのにって思うわ!」と、日本への愛は失っていないようで、「富士山へもまた行って、今度こそ写真を撮りたいわ」と展望を語った。





また、作品内では親友同士を演じているふたりだが、実際のクリステンとレイチェルもかなり仲良し。キャスティングについて尋ねられたレイチェルは、「(選ばれた理由は)さっぱりわからないけど、クリステンと私の間の相性がよかったからかも」と、「出会ってすぐに馬が合った」と明かした。自身は何度もオーディションを重ね、先に選ばれていたというクリステンが告白した裏話によると、「『666　パーク・アベニュー　NYの悪夢』に出ていたあなたがかわいかったかららしいわよ」だそう。

作品にちなんで「実際にほしいスーパーパワー」について尋ねられると、「ジェシカと同じ力かしら?　使い方はもう知っているし」と話すクリステンに対し、レイチェルは「(悪役)キルグレイブの能力がいい」とポロリ。つられて「気が変わったかも」と乗っかるクリステンに、すかさず「私たち、いいことにしかパワーを使わないわよ!」とレイチェルがフォローするも、クリステンは「たぶんね」とつぶやくなど、打ち解けた友人同士ならではのコミカルなやり取りを繰り広げていた。


女性が主人公の作品ということで、ふたりは以下のように番組をPRしている。

「女性視聴者にとっては、特にエキサイティングな番組だと思う。ジェシカ・ジョーンズには内面も外面もタフだけど、脆いところもある。ユーモラスな部分もね。ジェシカは複雑なキャラなの。相手をぶちのめすこともできるけど、ヒールじゃやらないのよ」(クリステン)

「女性同士の友情に注目してほしいわ。完璧じゃないし、複雑なんだけれど、そこがリアルで人間的なの。マーベルを素晴らしいと思うのは、衣装がどうとかじゃなく、着ている人間の中身を掘り下げて描くところ。だからジェシカ・ジョーンズもリアルだし、みんなの心に響く作品になっているはずよ」(レイチェル)

MARVEL×Netflixの新作ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」は、11月20日(金)より、世界同時に配信が開始される。






【動画】「ジェシカ・ジョーンズ」予告編



■作品情報
「ジェシカ・ジョーンズ」
11月20日 (金) より全世界同時配信
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