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『OZ/オズ』第3シーズン 10月スタート

2002年9月13日
傑作海外ドラマを放送しているスーパーチャンネル(スカパー!ch.360、スカパー!2 ch.230、ケーブルテレビ)は10月、刑務所が舞台の異色ドラマ『OZ/オズ』第3シーズンの放送を開始する。

1997年にスタートした『OZ/オズ』は、刑務所を舞台にした人間ドラマだ。その激烈なストーリーと描写は、人種差別、同性愛、麻薬、暴力など、刑務所内で起こる様々なドラマを真正面から描き、衝撃と賞賛の嵐をまきおこした。刑務所内で権力闘争にあけくれるのは、囚人たちばかりではない。刑務所の所長や看守、州知事や政治家たちの間でも、刑務所の運営方針をめぐり、政治的な攻防や非情な駆引きがおこなわれる。単純な善悪二元論や理想論はもちろん、虚無的なニヒリズムではとても解決できない事件の数々が、毎回、我々に衝撃を与えるのだ。

『OZ/オズ』はその内容もさることながら、その製作方法も型破りだ。なんと1年間に製作されるのは、わずか8本!これは、企画のトム・フォンタナが、一人で脚本を執筆しているためで、まさに入魂のシリーズといえよう。このTV界の常識を無視したスケジュールは、密度の高い番組作りを目指し、脚本を重要視するバリー・レヴィンソンの意向でもある。ストーリー、製作方法、すべてが斬新で挑戦的なこのドラマを、レヴィンソンは3大ネットワークではなく、90年代から急成長してきた有料チャンネル局のHBO(Home Box Office)へ持ちこんだ。「これがネットワーク局だったら、この作品の放送には二の足を踏んだろう。HBOだからこそ、この企画は通った」と、レヴィンソンは語る。

1990年代以降、米国TV界は地方局や新興ペイ・チャンネルが続々と生まれ、ケーブルテレビ局が急成長し、新しいネットワークが誕生した。それに伴い、ドラマ自体も従来には無かったテーマや表現がみられるようになってきた。『OZ/オズ』は、まさにこうしたTV界の新しい潮流から生まれた、斬新なドラマ・シリーズなのである。さらにこれに同調するように、俳優のキャシー・ベイツ、スティーブ・ブシェミ、マット・ディロンらが監督としてメガホンを取り、TV『ビバリーヒルズ高校・青春白書』のルーク・ペリーがレギュラー・キャストに加わっている(2001年~)。

■ 放送日時

10月5日(土)第3シーズンスタート!
毎週土曜日23:00
リピート放送:水曜日25:00/木曜日26:00


(情報提供:株式会社スーパーネットワーク)
 
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