実写版「美女と野獣」で描かれた野獣の新たな一面って？ 野獣役＝ダン・スティーヴンス自ら解説

「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンを主演に迎え、不朽のディズニー・アニメーション「美女と野獣」をディズニー自身が完全実写化。あらゆる予想や期待を超えた、100年語り継がれるエンターテイメントが誕生した。

3月17日(金)に全米公開後、あの「ハリー・ポッター」シリーズ作品を凌ぐ記録的な成績で2017年公開作品NO.1の大ヒットスタートとなった本作。全世界興収はすでに1250億円を超え、「美女と野獣」は2017年の世界歴代興行収入トップを走り続けている。(1ドル=111円計算/数字はすべてBOX OFFICE MOJO調べ 5/1(月)現在)

4月21日(金)、ついに待望の日本公開を迎え、週末3日間で興行収入13億7876万5600円、動員95万1214人を記録し、あの「アナと雪の女王」を越える大ヒットスタートをきった「美女と野獣」。公開2週目もその勢いは衰えず、4月30日(日)までに248万118名、興行収入36億5,473万6,300円を記録し、2週連続動員ランキングNO.1を獲得! あの「アナと雪の女王」でさえ13日間かかった興行収入35億円超えを、わずか10日間というハイスピードで突破。GWに入りその勢いは、ますます加速している。

本作でディズニー・ヒロインとして、特に高い人気を誇るベルを演じるのは、「ハリーポッター」シリーズに出演し、世界で大ブレイクを果たしたエマ・ワトソン。彼女が今回ディズニー・ヒロインとして新たな一面を見せるところに注目を集めているが、本作のさらなる注目ポイントは、野獣役を演じるイケメン俳優ダン・スティーヴンスだ。

彼が注目を集めたのは日本でも大ヒットした海外ドラマ「ダウントン・アビー」。この作品でマシュー・クローリー役を演じ大ブレイク! 端整な顔立ちと、ギャップのある低く響き渡る声でたくさんの女性の心を魅了した。その後、「ザ・ゲスト」(14)、「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密」(14) 「誘拐の掟」(14)、「クリミナル・ミッション」(14)などへも出演している。さらに今年放送予定の大ヒット映画「X-MEN」シリーズ初のTVドラマ「レギオン」の主演にも決定している。



彼が本作で演じるのは、魔女の呪いで醜い野獣に変えられた王子。野獣となった自分を受け入れられずに自らの姿を嫌悪し、森の奥深く、氷に覆われてしまった城に隠れ住んでいる役どころだ。91年に公開されたアニメーション版でもおなじみのこのキャラクターについてダン本人は以下のように語っている。

「大きな違いの一つは、アニメーション映画版には、野獣に姿を変えられる前の彼が描かれていないということだね。ステンドグラス版の彼の姿は登場するけど、そこには彼が実際にどういう人物だったのかという現実味はない。今回の映画では、社交界デビューを飾る女性たちを迎えた舞踏会で彼を見ることができる。それに、ビル(監督)と僕がどうしても彼に注ぎ込みたいと思っていたことは、あの甘やかされた子供のような短気な感じや、王子としてある程度の権限を持っている感覚だったんだ」

本作では、アニメーションでは見られなかった野獣に変えられる前の王子の姿にも注目が必要だ。

■作品情報

「美女と野獣」
2017年4月21日(金) 全国公開

監督 : ビル・コンドン
脚本 : ビル・コンドン
作曲 : アラン・メンケン

出演 : エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クライン、ジョシュ・ギャッド、ユアン・マクレガー

配給 : ウォルト・ディズニー・ジャパン

原題 : Beauty and the Beast

公式サイト : disney.co.jp/movie/beautyandbeast

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