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話題のフランス映画「エル ELLE」主演女優イザベル・ユペールと監督の来日が決定

2017年5月10日
イザベル・ユペールイザベル・ユペール
©2015 SBS PRODUCTIONS
世界の賞レースを席巻し、話題を呼んだ異色のサスペンス映画「エル ELLE」を8月に日本公開が決定した。


さらにフランス映画祭2017での上映が決まり、それに合わせてヒロインを演じたイザベル・ユペール(第89回アカデミー賞 主演女優賞ノミネート、第74回ゴールデン・グローブ賞 ドラマ部門の主演女優賞受賞)とポール・ヴァーホーヴェン監督が揃って来日することが決定。フランスの大女優にして、年を重ねる度に活躍の幅を広げ、新しい顔を見せてくれるユペールは、デビュー間もない頃に監督の「ルドガー・ハウアー/危険な愛」を観たことが本格的に“女優”としての覚悟を決めたきっかけになったといい、彼女にとってヴァーホーヴェン監督は特別な存在と言える。

左 イザベル・ユペール、右 ポール・ヴァーホーヴェン左 イザベル・ユペール、右 ポール・ヴァーホーヴェン
©2015 SBS PRODUCTIONS


「エル ELLE」は、「なんてキョーレツで、なんて面白い!」様々なドラマを生んだ本年度の賞レースで、ひときわ異彩を放ちながらも、125ノミネート64受賞(4月13日時点)と驚異的な数の賞をさらい、フランス映画にしてアカデミー賞主演女優賞ノミネートも果たした話題作。

原作はラブストーリーの金字塔「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」のフィリップ・ディジャン。刺激的でアブノーマルな才能が互いを高め合い、世界初の気品あふれる変態ムービーにして異色のサスペンスが誕生した。

今回、ハリウッドのA級女優たちが断り続けたこの難役を是非自分で撮って欲しいと立候補し勝ち取り、世界の賞レースで続々受賞を遂げ、初のアカデミー賞ノミネートを果たした。ユペールの来日は、昨年のフランス映画祭で団長を務めて以来約1年ぶりとなる。ヴァーホーヴェンは、「トータル・リコール」で誰も観たことのない未来を提示し、「氷の微笑」ではエロスとスリラーを融合させてセンセーションを巻き起こすなど、常に時代を挑発するエンタテインメントを提供してきた監督だが、今回は初のフランス映画にして非常に高い評価を受けている。来日は「ブラックブック」のプロモーションで来日して以来約10年ぶりとなる。

フランス映画祭での上映は、6月23日(金)有楽町朝日ホールにて。チケット発売は、5月27日(土)より。

■作品情報

「エル ELLE」

2017年8月 全国公開

ストーリー:
新鋭ゲーム会社の社長を務めるミシェルは、一人暮らしの瀟洒な自宅で覆面の男に襲われる。その後も、送り主不明の嫌がらせのメールが届き、誰かが留守中に侵入した形跡が残される。自分の生活リズムを把握しているかのような犯行に、周囲を怪しむミシェル。父親にまつわる過去の衝撃的な事件から、警察に関わりたくない彼女は、自ら犯人を探し始める。だが、次第に明かされていくのは、事件の真相よりも恐ろしいミシェルの本性だった──。

監督 : ポール・ヴァーホーヴェン
脚本 : デヴィッド・バーク
出演 : イザベル・ユペール
配給 : ギャガ
原題 : ELLE

公式サイト : gaga.ne.jp/elle/

【動画】映画「エル ELLE」予告

©2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINÉMA – ENTRE CHIEN ET LOUP
 
イザベル・ユペール主演「エル ELLE」賞レース席巻の異色作がついに日本上陸!WEB限定予告&ポスターが解禁[動画あり](2017年4月21日)
「氷の微笑」のポール・ヴァーホーヴェン監督が、フランスの至宝イザベル・ユペールを主演に迎えて放つ異色のサスペンス「エル ELLE」(原題「ELLE」)が、8月に全国公開を迎える。本作のWEB限定予告と...
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