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「龍馬伝」演出家が「ギャラクティカ」を語る

2010年10月28日
大友啓史ディレクター
(左は進行役の清水節氏)
大友啓史ディレクター
(左は進行役の清水節氏)

「GALACTICA/ギャラクティカ」の【サーガ全4節】終結を記念して、10月27日、「ギャラクティカ」ファン感謝上映イベントが開催され、NHK大河ドラマ「龍馬伝」総合演出の大友啓史ディレクターがゲストとして登場した。

「ギャラクティカ」は人類が自ら生み出した機械生命体サイロンと人類の生き残りをかけた戦いを描くSF大作で、起・承・転・結の全4節で完結する壮大なサーガとなっている。

今回は時代劇という異なるフィールドで活躍する大友ディレクターがどのようにSF大作「ギャラクティカ」について語るのか、大いに注目されたが、「龍馬伝」と「ギャラクティカ」は意外にも共通点が多い作品だということが、「龍馬伝」への熱い思いと共に語られた。

「ギャラクティカ」を観ての感想を聞かれた大友ディレクターは、「『ギャラクティカ』の良いところは単なるSFではなく、キャラクターがしっかりしている人間ドラマだということ。一人一人がものすごく魅力的で人物像が生きていると思う」「キャラクターよりも戦闘シーンばかりが重視される従来のSF作品とは一味違う」と熱っぽく語った。

また大友ディレクターは「ギャラクティカ」と「龍馬伝」の2作品を比べて、「私は歴史物らしさを忠実に再現するのではなく、そこに本当にその人物がいるかのような空間を描きたかった。人が動けば風がおこり、埃がまう。まるでその人物が今を生きているかのように見せたかった。そういった点ではサイロンは人間の生理と本能を見事に映し出していると思う」と話した。

一方、いよいよ11月28日に最終回を迎える「龍馬伝」だが、暗殺シーンについて質問をされた大友ディレクターは「それは言えませんよ!」と笑ってはぐらかしながら、「とにかく坂本龍馬という人が生きた証を見てほしい。」と大河ドラマにかける思いを語った。

イベント最後にはサプライズで「ギャラクティカ」キャストからのメッセージや米国でのコンベンションの様子を紹介する映像が上映され、会場は大いに盛り上がった。
 
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