(1)の続き
続いて、撮影最終日の心境を聞かれたキーファーは、感慨深い表情になって「8シーズン通して同じスタッフと一緒に仕事してきたんだ。その間に16組が結婚して、30人の子供が生まれた。スタッフたちとは家族以上の絆で結ばれているよ。最終日を迎えるために、6ヶ月前から心の準備をしてきたつもりだったけど、いざ当日になったら感極まってしまって……。スタッフのみんなに挨拶をしている途中で、カメラクルーのひとりと目が合ってしまったんだ。そうしたら急にこみあげてきてしまって、その後はずっと涙をこらえるために下を向いてスピーチしていたんだよ。それぐらいエモーショナルな一日だった」とコメント。
8シーズン演じてきたジャックという人物について、「どんな文化や言葉の人にでも共感してもらえる人物。仕事と家庭の板挟みになったり、思い通りにことが運ばなかったり、そういったジレンマはどんな国の人にもあると思うんだ。その部分が視聴者の共感を得られたと思うし、自分自身、役者としてジャックという人物に惹かれる部分だね」と振り返った。
「24」のTVシリーズは終了したものの、これから映画版が製作されるとのこと。「映画版はリアルタイムではないから脚本家はほっとしてるんじゃないかな。アメリカから日本に飛ぶだけでも、リアルタイムなら14時間つぶれてしまうからね。映画ならそういうストーリーも可能になるよ。ただ、TVシリーズと変わらない部分は、ジャックがやっぱり大変な目に遭うってことだよね(笑)」と、映画版に期待を寄せた。
その後、招待された24人のファンの1人がキーファーと一緒に記念撮影できるというサプライズ企画も登場。運良く選ばれたファンの男性は、キーファーの生サインを入れてもらった「24」のパネルをプレゼントされ、感激の表情を見せていた。
そして、退場時もサインを求めるファンの要望に気前よく応えるなど、サービス精神を発揮してくれたキーファー。ドラマで見る緊張したジャックのキャラクターとはまた違った優しい素顔の彼に、ファンも取材陣も魅了されたひとときだった。





サインに応じるキーファー・サザーランド