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NHK BSプレミアム8月放送「SHERLOCK(シャーロック)」吹替声優がその魅力を語る

2011年7月22日
三上哲(左)&森川智之(右)
三上哲(左)&森川智之(右)

2010年、イギリスBBCで放送された話題の海外ドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」が、NHK BSプレミアムに登場、来る8月22日〜24日、3夜連続で放送される。これに先駆け、7月21日、NHKにて完成試写会と共に、吹替を担当した三上哲、森川智之の記者会見が行われた。

「SHERLOCK」は、世界中で愛されるコナン・ドイルの推理小説を大胆にアレンジし、現代のロンドンを舞台に、シャーロック・ホームズとジョン・ワトソンの活躍を描き出したミステリー・ドラマ。“コンサルタント探偵”を名乗る、変わり者だが天才的頭脳を持つシャーロックと、戦争による心の傷を抱えた生真面目な元軍医ジョンが出会い、2人で警察が解決できない難事件に挑んでいく。

本作は、事件捜査においてパソコンや携帯が活躍、シャーロックのひらめきが文字となって画面に浮かぶ演出など、現代的な解釈を施しながらも、原作の持つ世界観を巧みに表現しているところが見どころ。同時に、主役2人のユニークなキャラクターも、大きな魅力となっている。シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチ、ジョン役のマーティン・フリーマンは、共に本作の演技で各賞にノミネート・受賞を果たすなど、その演技が絶賛されているが、今回、その日本語吹替を務めることになったのが、三上哲と森川智之。会見では、2人が現代版“シャーロック・ホームズ”の魅力をコメントした。

三上哲(シャーロック・ホームズ役)
「ベネディクト・カンバーバッチさんの演技はまさに“これがシャーロックだ”と思えましたね。目線や細かい表情など表現も豊かなので、彼の演技を壊さないようにと思って演じました。長ゼリフを合わせるところは、特に苦労して練習しましたね。僕にとってシャーロックと言えば、小さい時に見ていた(海外ドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」の吹替を担当していた)露口茂さんのイメージ。今回、“ワトソン君”じゃなくて“ジョン”と呼ぶ感じもすごく新鮮でしたが、見ているうちにそれが当たり前になっていきましたね。シャーロックとジョンの関係がどうなっていくのか、人間ドラマとしても楽しめます」

森川智之(ジョン・ワトソン役)
「ジョンはシャーロックという人物に惹かれていって、彼についていくうちに、いつの間にかバディ関係になっていきます。そのへんが、自分にとっては“萌えポイント”かなと(笑)。僕は、ハリウッド映画版の『シャーロック・ホームズ』でも、ジュード・ロウが演じたジョン役を演じたんですが、あちらは原作通りの時代設定。このドラマは現代が舞台なので、シャーロックが僕も持っていないような便利なモバイルを駆使して、犯人を追い詰めたりしていくようなんです。でも、ジョン自体はアナログで昭和な雰囲気があるんですよ」

本作の企画・脚本を担当するマーク・ゲティスとスティーヴン・モファットは、人気SFドラマ「ドクター・フー」なども手がけている英国気鋭のスタッフ。2人とも、“シャーロック・ホームズ”の大ファンとのことで、原作ファンに対する目配せもばっちり。イギリスらしいウィットに富んだセリフのやりとりや、ロケ撮影によって映し出されたロンドンの空気感も楽しめる内容となっており、日本でも幅広い層の視聴者を獲得する作品となりそうだ。


■SHERLOCK(シャーロック)放送スケジュール
BSプレミアム(全3回)
・8月22日(月)午後8時00分~午後9時29分
 第1回「ピンク色の研究」
・8月23日(火)午後8時00分~午後9時29分
 第2回「死を呼ぶ暗号」
・8月24日(水)午後8時00分~午後9時30分
 第3回「大いなるゲーム」
 
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