ジャスティン・ビーバー、危険レース＆飲酒運転容疑が不起訴に！ 警察がでっち上げの可能性も？[動画あり]

世界的に大人気の歌手ジャスティン・ビーバー(19)が現地時間1月23日早朝、飲酒運転など計3件の容疑で逮捕されたが、うち2件が不起訴に。逮捕時に警官によって書かれた報告書が“誇張”されていた可能性があると、米TMZ、米PerezHilton、米MTV始め複数メディアが報じている。

ジャスティンは1月23日午前4時30分頃、米フロリダ州マイアミビーチの住宅街にあるパイン・ツリー・ドライブという通りを何台かの車でブロックし、「ドラッグレース(原題:drag race)」と呼ばれる、制止した車が猛烈に加速しゴールまでの速さを競うレースをするために、専用コースを作り轟音を上げて危険なレースに興じた容疑で逮捕された。さらに、アルコールが検知されたことから飲酒運転、そして逮捕時に警官に抵抗したとして、無暴行の公務執行妨害罪に問われていた。

しかし、26日に事態は一転。ジャスティンは公務執行妨害罪を措いて、残り2件の容疑では起訴されないことが明らかになった。

米TMZらが伝えたところによると、米TV情報番組「CBS Miami(原題)」が1月25日、ジャスティンが危険なレースをしたと言われているパイン・ツリー・ドライブ脇の監視カメラの映像を公開。ジャスティンが逮捕される直前に撮影されたその映像には、確かにジャスティンの黄色いランボルギーニと、友人カリル・シャリーフ(19)が運転していた赤のフェラーリが映っているが、レースをしようと横並びになって走っていないどころか、他車両と比較して見てもスピードは出ていない。

【動画】ジャスティン・ビーバー逮捕直前に監視カメラが捉えた映像


逮捕時の報告書によれば、ジャスティンは時速55～60マイル(時速約88～97キロ)というスピードを出すほどの“危険なレース行為”に及んでいたとされているが、実際には時速約27マイル(時速約44キロ)しか出ていなかったことが、同車に取り付けられたGPS等の計測器から判明したと米TMZや米PerezHiltonは報じている。同地では、住宅街においては制限速度が時速30マイルとなっているため、同報道が真実だとすると、ジャスティンは制限速度を違反してさえいなかったこととなる。

また、米TMZは、ジャスティンの飲酒運転容疑に関して、実際には血中アルコール濃度が0.014であったところを、0.04あったと報告されているとも報じている。ジャスティンの体型からすれば、ビール1杯飲んだだけでも0.014は優に超すと考えられることから、ますます報告書の“でっち上げ”が疑われることとなった。

真実は未だ闇の中だが、ジャスティン自身は元気でやっているようだ。ファンに向けてツイッターでコメントを掲載している。

YOU ARE ALL WORTHY NO MATTER WHAT ANYONE SAYS >> BE STRONG GOD IS WITH US ALL> MY BELIEBERS CHANGED MY LIFE> I WILL FOREVER BE GRATEFUL

— Justin Bieber (@justinbieber) 2014, 1月 24