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ジョン・ボン・ジョヴィ死亡説はデマ! 本人は元気にステージに立つ

2011年12月21日
米ニュージャージー州出身の人気ロック・バンド、ボン・ジョヴィのリーダー、ジョン・ボン・ジョヴィが死亡したというデマがインターネット上を駆け巡り、本人がこれを否定する騒動があった。米メディアが報じた。

事の発端は、12月19日、ジョンの死亡報道をもっともらしくねつ造したブログ記事が、インターネット上に掲載されたこと。「緊急通報でジョンの自宅に救急車が急行、心肺停止状態のジョンが病院に運ばれた」とのニセ情報を信じたユーザーが、SNSなどで情報を拡散、この誤ったニュースはあっという間に世界中に広まってしまった。

そんななか、Twitter上では、ボン・ジョヴィのヒット曲にかけて「Wanted Dead Or Alive」と、ジョンの“生死”を問うツイートがあふれ、Googleでは「jon bon jovi dead」が検索1位に。ジョンに追悼の意を表すツイートやコメントを投稿する人が数多く現れた。

この事態を受けて、まもなくジョン本人が公式Facebookページに自身の写真をアップ。その写真には、クリスマスツリーの前でジョンが「天国はニュージャージーにそっくりだね 2011.12.19 6:00」と書いた紙を持って、にっこり笑っている姿が映されており、「他のメンバーも保証するよ。ジョンは生きていて元気だよ! この写真はさっき撮ったばかり」とのコメントも付けられた。

この公式発表を受けて、ようやくファンは胸をなで下ろし、騒動は一件落着。その夜、ジョンはニュージャージで行われたクリスマス・チャリティ・コンサートに元気な姿で登場し、いつものような力強いパフォーマンスを見せたという。

【動画】死亡説を一蹴! ジョン・ボン・ジョヴィがコンサートのステージに立つ


なお、このニセ死亡記事は、Times誌のマイケル・ジャクソン死亡時のニュース記事をまねて作成されたものだったとのこと。

有名人のニセ死亡説が出回ることは珍しくないが、なぜジョンがターゲットになったのか? なにはともあれ、無事でなにより。

ちなみに、現在、ジョンが出演した映画「ニューイヤーズ・イブ」が全米で公開中。同作は日本でも、12月23日(金)より丸の内ピカデリー他 全国ロードショーされる。