第73回ゴールデン・グローブ賞発表!【テレビ部門】「MR. ROBOT」「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」が栄冠! 初ノミネートのレディー・ガガがみごと女優賞、涙のスピーチ

ハリウッド外国人記者協会が選出する映画・テレビ番組のアワード「第73回ゴールデン・グローブ賞」が、現地時間1月10日に開催された。「MR. ROBOT / ミスター・ロボット」と「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」という今年初ノミネートされた2作品が最多となる2部門での受賞を果たした。

ドラマ・シリーズ部門の作品賞に輝いたのは「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」。米USA局が制作・放送する同作は大企業に立ち向かうハッカー集団を描く作品で、昨年夏に放送された第1シーズンは大好評を博した。クリスチャン・スレーターは「MR. ROBOT」でのミスター・ロボット役で助演男優賞を受賞し、「MR. ROBOT」は最多タイとなる2部門での栄光に輝いた。

ミュージカル/コメディ・シリーズ部門の作品賞に輝いたのは「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」。米Amazonのオリジナル作品である同作からはメキシコ人俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが男優賞を受賞し、「MR. ROBOT」と並ぶ最多2部門でゴールデン・グローブ賞を獲得した。

「American Horror Story: Hotel(原題)」で女優デビューを果たしたレディー・ガガは、同作品のThe Countess役でミニシリーズ・TVムービー部門の女優賞を受賞し、涙ぐみながら受賞スピーチをした。また、昨年5月に放送終了を迎えた「MAD MEN マッドメン」からは、ドン・ドレイパー役のジョン・ハムが2008年以来2回目となるドラマ・シリーズ部門の男優賞を受賞し、昨年9月のエミー賞受賞に続き、有終の美を飾った。

テレビ部門のノミネート・受賞作は以下のとおり。
(◎が受賞作・受賞者)

★映画部門の受賞結果はコチラから↓↓


■ドラマ・シリーズ部門

◇作品賞
・「Empire 成功の代償」
・「ゲーム・オブ・スローンズ」
◎「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
・「ナルコス」
・「アウトランダー」

◇男優賞
◎ジョン・ハム「MAD MEN マッドメン」
・ラミ・マレック「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」
・ヴァグネル・モウラ「ナルコス」
・ボブ・オデンカーク「ベター・コール・ソウル」
・リーヴ・シュレイバー「レイ・ドノヴァン　ザ・フィクサー」

◇女優賞
・カトリーナ・バルフ「アウトランダー」
・ヴィオラ・デイヴィス「殺人を無罪にする方法」
・エヴァ・グリーン「ペニー・ドレッドフル ～ナイトメア　血塗られた秘密～」
◎タラジ・P・ヘンソン「Empire 成功の代償」
・ロビン・ライト「ハウス・オブ・カード 野望の階段」


■ミュージカル/コメディ・シリーズ部門

◇作品賞
・「CASUAL」
◎「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」
・「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち」
・「SILICON VALLEY」
・「トランスペアレント」
・「VEEP」

◇男優賞
・アジズ・アンサリ「マスター・オブ・ゼロ」
◎ガエル・ガルシア・ベルナル「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」
・ロブ・ロウ「THE GRINDER」
・パトリック・スチュワート「BLUNT TALK」
・ジェフリー・タンバー「トランスペアレント」

◇女優賞
◎レイチェル・ブルーム「CRAZY EX-GIRLFRIEND」
・ジェイミー・リー・カーティス「SCREEM QUEENS」
・ジュリア・ルイス=ドレイファス「VEEP」
・ジーナ・ロドリゲス「ジェーン・ザ・ヴァージン」
・リリー・トムリン「グレイス&フランキー」


■ミニ・シリーズ・TVムービー部門

◇作品賞
・「アメリカン・クライム」
・「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」
・「FARGO/ファーゴ」
・「FLESH & BONE」
◎「ウルフ・ホール」

◇男優賞
・イドリス・エルバ「刑事ジョン・ルーサー」
◎オスカー・アイザック「SHOW ME A HERO」
・デヴィッド・オイェロウォ「NIGHTINGALE」
・マーク・ライランス「ウルフ・ホール」
・パトリック・ウィルソン「FARGO/ファーゴ」

◇女優賞
・キルスティン・ダンスト「FARGO/ファーゴ」
◎レディー・ガガ「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」
・サラ・ヘイ「FLESH & BONE」
・フェリシティ・ハフマン「アメリカン・クライム」
・クィーン・ラティファ「BESSIE/ブルースの女王」


■助演男優賞
・アラン・カミング「グッド・ワイフ」
・ダミアン・ルイス「ウルフ・ホール」
・ベン・メンデルソーン「ブラッドライン」
・トビアス・メンジーズ「アウトランダー」
◎クリスチャン・スレーター「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」

■助演女優賞
・ウゾ・アドゥーバ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち」
・ジョアン・フロッグガット「ダウントン・アビー」
・レジーナ・キング「アメリカン・クライム」
・ジュディス・ライト「トランスペアレント」
◎モーラ・ティアニー「アフェア ～情事の行方～」