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ザ・ヴァンプスにインタビュー! アルバム作り、レーベル運営と多忙な2016年は「ファンと過ごす時間をたくさん持ちたい」

2016年2月4日
ザ・ヴァンプス / (c)TVGroove.comザ・ヴァンプス / (c)TVGroove.com
イギリス出身のポップロックバンド「The Vamps」が、1年ぶりに来日。TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

「The Vamps」は、トリスタン・エヴァンス(21)、ブラッドリー・ウィル・シンプソン(20)、ジェイムズ・マクヴェイ(21)、コナー・ボール(19)の4人から成るバンド。それぞれ英国内の異なる地域出身ながら、YouTubeなどオンラインを介して知り合いバンドを結成したという“イマドキ”グループだ。「ワン・ダイレクション」やテイラー・スウィフトのカバー動画を公開して話題になった彼らは、ファーストシングル『キャン・ウィー・ダンス』(2013)で、いきなり全英チャート2位を獲得し、同曲が収録されたデビューアルバム『ミート・ザ・ヴァンプス』も、同チャート2位にランクイン。そして昨年11月に、満を持してセカンドアルバム『ウェイク・アップ』をリリースした。

「ザ・ヴァンプス」のメンバーが来日するのは、2014年、2015年に続き、今回が三度目。同じく三度目となるTVGrooveのインタビューでは、新作アルバムについてはもちろん、音楽レーベルを設立した経緯などについて語ってもらった。


――今回で三度目の来日となりますが、いかがですか?

トリスタン「日本はとても美しい場所。いつも戻ってくるたび最高だし、もっと日本へ来たいと思っているんだ。今回は、ソールドアウトしたショーのため、また日本にやってこられた。もっとたくさん日本食を食べたいね。いつも日本に来たいと思っているんだ。日本が大好きさ」

Caption this....

The Vampsさん(@wearethevamps)が投稿した写真 -





――今回は残念なことに、コナーさんが膝の負傷のため来日をキャンセルされましたね。彼からのメッセージなどはありますか?

ジェイムズ「コナーは“ハロー”とか、“ダイスキ”とか言っていたよ。彼も日本が大好きだから、来られなくて申し訳ないって。次は彼も一緒だよ」

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――先ほどお話にも上がっていた来日公演を目前に控えていますが、意気込みを聞かせてください

ブラッド「待ちきれないんだ。日本でのショーは、ぼくらのお気に入り。ファンはとても献身的で、歌詞を覚えてくれるし、一緒に歌ってくれる。今回は新しい曲も演奏するから、いろいろな国でどんな反応が返ってくるか、わくわくしているよ」

Sold out Tokyo show!

The Vampsさん(@wearethevamps)が投稿した写真 -




Yes Japan!!!

The Vampsさん(@wearethevamps)が投稿した写真 -





――今回の来日では、たったひとりのファンのために演奏する企画や、ミート&グリート(M&G)など、ファンと直接会う機会も用意されていますね。ファンと直接会える機会は、みなさんにとってどんな存在でしょうか?

ジェイムズ「今回のツアーでは、特に大切に感じるよ。ツアーの公演がたくさんある中で、M&Gも同じくらい用意されている。ぼくらにとって、ファンのみんなはとても大事な存在。みんなのおかげで、ぼくたちはやってこられたから、大切に思っているんだ」




――セカンドアルバム『ウェイク・アップ』が昨年11月に発売されたばかりです。今作はどんな作品になっていますか?

ブラッド「ぼくらのセカンドアルバムを、日本でプロモーションできるなんて、エキサイティングだよ。デビュー作とはちょっと違うんだ。作り方も、スタイルも、テーマも、この2年間、アーティスト、ミュージシャン、人としてのぼくらの成長が現れているといいなと思う。このアルバムは少し、80年代の影響を受けているんだ」


――リードシングル『ウェイク・アップ』のMVには、ブルックリン・ベッカムが出演していましたね。友人とのことですが、彼とのコラボはいかがでしたか?

ジェイムズ「グレート! 彼はこれまで演技をした経験はなかったんだ。彼にとっては新しい体験だったけど、うまくやってくれた。ブルックリンはクールで、ぼくらのいい友だち。彼にとってはじめての役者業が一緒に出来て、ぼくらもうれしかったよ」


【動画】“空”を大胆に使ったド派手作! ザ・ヴァンプス『ウェイク・アップ』



――かなり高いビルの屋上での演奏シーンなどもありましたが、怖くありませんでしたか? 何か裏話があればお聞かせください

ブラッド「あれは元々電波塔だった建物なんだ。どれくらいの高さだったかな……」

ジェイムズ「すごく高かったよ!」

ブラッド「そう、かなり高かった(笑) あんな場所で演奏したことなんてなかったしね。最初は安全ベルトをつけてたんだけど動きに制限があった。だから、安全ベルトなしで撮影をしたんだ。ロックンロールだよね(笑)」

トリスタン「(笑)」

ブラッド「めちゃくちゃ怖かったよ。でも、これまでやったことで、楽しかったことの一つだよ」





――最近ではレーベルを設立し、新人バンドの育成など、自分たちの音楽以外にも活動を広げていますが、きっかけや動機はなんだったのでしょうか?

ジェイムズ「いろいろなバンドに、進化や発展する機会を与えたかったんだ。YouTubeやSNSを使う手法を、ぼくらは獲得してきた。ぼくらは(音楽制作と)同じように、音楽業界のビジネス面にもすごく興味がある。だからぼくらに出来るやり方で、たくさんのバンドを手助けしたいと思ったんだ」





――今回の来日に帯同している、ザ・タイドはどんなバンドですか?

ブラッド「すごく才能のあるやつらだよ。シンガー、ミュージシャン、ソングライターとしても上手いんだ。もちろん、パフォーマンスもね。最初にオースティン(・コリーニ、ギター&ボーカル)を見つけた。ぼくらがヴァンプスを組んだときと同じように、オースティンもメンバーを(インターネットを通じて見つけて)“ザ・タイド”というバンドを作っていったんだ。リハーサルからは、エナジーがあふれていたよ。ぼくらと似た経緯をたどっているよね。彼らのアルバムが楽しみだよ」


#repost hanging with @wearethevamps

The Tideさん(@thetide)が投稿した写真 -




――ザ・タイドのみなさんに行ったインタビューでは、ザ・ヴァンプスのことを「上司だけど親友みたい」と言っていました

ブラッド「ぼくはそれが大切だと思うんだ。レーベルを通じてはいても、すごくすごく仲良くやってる。バンドとしては、何より楽しむことが大切だよね。どんなことがあっても、楽しい時間を過ごして、エンジョイしながら自分が好きな音楽を作るんだ。だから出来る限り、彼らを助けたいと思っている」





――現在はツアーの真っ最中ですが、2016年はどんな1年になると思いますか?

ジェイムズ「ぼくらにとっての2016年は、新アルバムを世界中でプロモーションしていくものだ。これまでアジアやオーストラリアで、素晴らしい時間を過ごしたよ。それから可能な限り多くの時間を、他の国でもファンと一緒に過ごしたい。さっきも話したみたいに、M&Gをたくさん行ったりね。そしてツアーもだけど、3枚目のアルバムに入るのかわからないけれど、とにかく新しい曲を書いていきたい。自分たちの新しい音楽作りにも、焦点を合わせているんだ」


ザ・ヴァンプスのメンバーには、インタビューに加えてゲームにも挑戦してもらった。この模様は、インタビュー本編と合わせて、後日、動画で公開予定だ。


ブラッドは笑い上戸? / (c)TVGroove.comブラッドは笑い上戸? / (c)TVGroove.com


とにかく仲が良かった3人 / (c)TVGroove.comとにかく仲が良かった3人 / (c)TVGroove.com



■リリース情報

◇ザ・ヴァンプス ニュー・アルバム「ウェイク・アップ」

※発売中!

CD通常盤 / 2,200円(税抜)
CD+DVDデラックス・エディション / 3,200円(税抜)

日本盤ボーナス・トラック4曲収録(世界最多曲数収録)

ウェイク・アップ(デラックス・エディション)(DVD付)
ザ・ヴァンプス
ユニバーサルインターナショナル (2015-11-27)
 
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