【動画】ジョディ・フォスター、監督最新作「マネーモンスター」携え8年ぶり来日! ハリウッド女性監督初の手形取り

米女優で監督のジョディ・フォスターが、最新監督作「マネーモンスター」を携え、8年ぶりに来日。6月2日(木)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた特別試写会の舞台挨拶に登壇した。

10代で初のアカデミー賞にノミネートされ、20代で「告発の行方」「羊たちの沈黙」で2度のアカデミー賞主演女優賞に輝いたフォスター。女優業だけでなく監督業にも進出し高い評価を得ている彼女の監督4作目となる「マネーモンスター」が6月10日より日本公開を迎える。

本作は、ジョージ・クルーニー演じる司会者リー・ゲイツの軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼いでいるTV番組「マネーモンスター」の生放送中に起きた衝撃の事件を描く緊迫の《リアルタイム・サスペンス》。ジュリア・ロバーツが番組ディレクター役で出演するなど、実力派俳優たちの演技も見どころの一つ。生放送中のスタジオを舞台に少しずつ明らかになる驚愕の“真実”によって激変していく犯人との関係をまざまざと描く、フォスター監督が長い年月をかけ作り上げた渾身の一作だ。

【動画】ジョディ・フォスター、舞台挨拶で手形取り


8年ぶりに日本を訪れたフォスターは、登壇早々「大好きな日本、東京にこの映画を携えてこられて、本当にうれしいです」と、日本に戻ってこられた喜びを表現。「日本のファンがこの作品を楽しみにしていてくれたことが伝わり、とてもうれしいです」と、日本のファンの温かい歓迎ぶりに感激の様子だった。

本作でジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツと仕事をしたフォスターは、「素晴らしい役者です。2人には特別な絆があり、劇中でもその絆を感じられると思います」と2人の仕事ぶりに太鼓判を押した。

先日5月4日、ついにハリウッドの殿堂入りを果たしたフォスターだが、この日は、日本のウォーク・オブ・フェイムとも言われる日比谷の合歓の広場用に手形を残すことに!ハリウッド女性監督として初の手形取りをしたフォスターは「初なのがうれしいです」と感想を述べ、「ハリウッドの女性監督は他にもたくさんいらっしゃるので、他の方も続いてくれることを祈っています」と続けた。

最後に、「この映画が心から大好きです。愛情を込めて作りました。我々が生きている現代の世界の物語です。登場人物に共感しながら観てください」と日本のファンに向けてメッセージを送った。