「リベンジ」主演女優エミリー・ヴァンキャンプ来日インタビュー with 真田広之 [その1] 「初対面でいきなり真田さんと取っ組み合うシーン」

アメリカで昨年9月に放送を開始したばかりの新作ドラマ「リベンジ」が、BS新チャンネルDlifeにてオンエア中。

本作には、「LOST」に続く米ドラマ出演となる真田広之が、エミリー・ヴァンキャンプ扮するヒロインの復讐を手ほどきする重要な人物、謎の日本人投資家サトシ・タケダ役でゲスト出演している。

TVGrooveでは、このたび来日したエミリー・ヴァンキャンプ、真田広之にインタビュー、お二人に「リベンジ」についてお話をうかがった。

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Q. お互いに共演した感想はいかがでしたか?

エミリー 「とても楽しかったです。『ラスト サムライ』などで真田さんのことは知っていたし、『LOST』の監督の一人がいま、このドラマの監督をやっていて、真田さんはご自身で完璧にスタントもこなすという評判も聞いていました。このドラマでは、二人で武術をするシーンがあるのですが、真田さんに手取り足取り、指導してもらいました」

真田 「彼女はダンスの心得があるので、体のバランスもいいし、武術の振り付けもすぐ覚えていました。スジが良かったですよ」

エミリー 「武術のアクションはダンスに似ているように思います。体を使って演技するというのは、これまであまりなかったことで、良い経験になりました」

真田 「エミリーさんは、より良いシーンを一緒に作り上げていこうと、謙虚な姿勢で武術を学ぼうとしていて、こちらも教えがいがありました。そういう関係が、劇中での二人の師弟関係にも自然に反映されていたんじゃないかと思います。私たちの過去はドラマの中ではっきりとは語られず、互いの空気感だけで、師弟関係を表現しなければならなかったですから」

エミリー 「TVドラマの現場は時間がないので、ゆっくりと関係を深めていく余裕はありません。初対面でもいきなり取っ組み合うシーンから始まったりするんです(笑)。でも、真田さんとは最初から互いにケミストリーを感じることができたし、すぐに絆を築くことができました」

Q. エミリーさんには日本語のセリフもありましたね。苦労はありましたか?

エミリー 「日本語のセリフにはナーバスになりました。ダイアローグコーチが教える日本語は正確で完璧すぎるんじゃないかと思ったので、普段、日本人が話しているような自然な日本語のしゃべり方になるよう、真田さんに教えてもらいました。いつか本当に日本語がしゃべれるようになれたらいいのにと思います」

真田 「日本語も武術も勉強を続けたら、どんどんうまくなるんじゃないかと思いましたよ。エミリーさんはカンがいいし、とにかく一生懸命。役に取り組む意欲と情熱には感心しました」


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■ 「リベンジ」 放送情報 :

◇ Dlife | ディーライフ 毎週土曜　21時～ (吹替版)、毎週金曜　23時～ (字幕版)


■ 「リベンジ」 作品情報 :

人気ドラマ「リベンジ」は、アメリカで昨年9月に放送を開始したばかりの最新ドラマシリーズ。主人公エミリー・ソーン(エミリー・ヴァンキャンプ)が、家族を崩壊させた者たちをジリジリと追い詰めていく、まさに現代女性版の「巌窟王 モンテ・クリスト伯」とも言える究極の復讐劇。

初回放送は全米でなんと1,020万人が視聴し、エミリーが1人1人に復讐を果たしていく、という濃密なストーリー展開が話題となり、ドラマの継続が難しいアメリカのテレビ業界において、放送開始1カ月を待たずして22話までの制作続行が決定した話題作。


【エミリー・ヴァンキャンプさん】
ヘアメイク:
KEN(AVGVST)
大和田 明子(AVGVST)

【真田広之さん】
ヘアメイク:
高村義彦(SOLO.FULLAHEAD.INC)


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(取材・文: 小酒 真由子)