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Crystal Kayにインタビュー! 今年30歳になったシンガーが、同世代の働く女性にエール! 「あなたの良さには、誰かが気づいているはず」

2016年8月5日
Crystal Kay / (c)TVGroove.comCrystal Kay / (c)TVGroove.com
「恋におちたら」などのヒット曲で知られるシンガー Crystal Kayにインタビュー。TVGrooveのインタビューでは、新曲「Lovin’ You」についてはもちろん、今年30歳を迎えての心境など、幅広い質問に答えてもらった。


Q.1999年、13歳でデビューされました。幼いころから歌手として活動されていますが、そもそものきっかけは?

「母も歌を歌っていて、いまでもシンガーとしてパフォーマンスしているんです。父もベースを弾くことがあり、毎日、音楽が流れている環境でした。海外からシンガーが来日すると、ライブに連れまわされることも(笑) 小さいころから歌も音楽も、歌うことも踊ることも大好き。マイケル・ジャクソンや、ジャネット・ジャクソンに憧れていたので、大きくなったら同じことがしたいなと思っていました」
「でもまさか13歳で、オフィシャルでデビューするとは思っていなかった! (当時は)歌うことと仕事が、うまくつながっていませんでした。好きなことをやるだけ、みたいな。最初にデビューしたころは、ワケが分かっていなかったと思います(笑)」


Q.はじめて自分のCDがリリースされたときのことを、覚えていますか?

「地元によく行っていたタワーレコードがあったんですけど、自分のCDを前に並べていました。見てもらえるように(笑)」
「自分の中では、音楽に国境がない。洋楽も聞いていたし、SPEEDみたいなJ-POPも聞いていたので、好きな音楽をいつも聞いていたという印象。あんまり“洋楽・邦楽”というセパレーションがなかった。だからデビューしたときも、なぜ私の曲が海外のチャートに入っていないんだろう?と、ふしぎに思っていたのを覚えています(笑)」


Q.2013年にはニューヨークへ。このときの体験はいかがでしたか?

「ちょうどタイミングがあったので、何かデビューとかにつながるかも、というのを大きな目標にしていたんですけど、現実はものすごく大変でした。向こうだと私は無名の歌手で、誰もCrystal Kayのことを知らない。ずっとこっち(日本)で生まれ育って、こっちで音楽をやってきたので、文化的な違いとか、アーティストとして、人として、弱い部分や足りない部分をいろんな場面で感じさせられましたね」
「もっともっと自分自身を強く持っていなくちゃ負けちゃう。自分のサウンドやビジョンがしっかりしていないと。本当に歌がうまい人も、踊りがうまい人もたくさんいる中で、何が自分は違うのか。いろいろ壁にぶつかって、どうしたらいいかわからないし、いろいろつらかったんですけど、日本に帰ってくる前にアコースティックライブをやったんです。はじめて会場探しから全部の準備を自分でやって、小さい会場だったんですけど、チケットがすぐソールドアウト! 会場側から次の日もやってくださいと声をかけていただけました。お客さんにも楽しんでいただいて、歌もそのとき、久しぶりに素の自分で、歌だけを届けたいという気持ちになれました」
「その大成功が自信になり、その自信をもって帰国し、いま活動させていただいています。いま思うと、自分を強くする旅だったんだなと。行かなかったら気が付かない、自分に足りないものだったろうし、いろいろな出会いもあった。向こうでも制作をしていたし、みなさんの前に曲も出せるかもしれない。貴重な体験でした」


Q.新曲「Lovin’ You」はどんな楽曲ですか?

「この曲は、本当に素直なラブソング。しっとりしたバラードなんですけど、言葉もとてもストレート。なかなか素直になれない自分とか、自分に問いかけている場面からはじまって、本当の愛を見つけ、本当の愛に出会えた喜びを歌っていく。最後に向かってどんどん開けていくというか、オープニングだけ聞くとせつなく感じるんですけど、これからも強く、大切なひとと生きていこうというラブソングです」


Q.特に大切にしている歌詞は?

「1番のAメロがすごく好きです。“自分に嘘つくたび何かを失ってく/気づいていたけれど素直になれなくて”いろいろな面で、本当だなぁと思って。たぶん10代のころの自分は、絶対こういう言葉は響いてこなかったと思うんですけど(笑)」
「恋愛でも、自分の夢に向かっている時でも、自分が自分に対して素直じゃないと、たどりつけないだろうと思うんです。英語でも、“if you don’t love yourself you can’t love others”という言葉がある。自分のことを知って、自分のすべてを受け入れて、自分を愛していないと、他人を愛せないよって。結構ディープなんですけど、恋愛だけじゃなく、いろいろな面で、共通する強い言葉だと思うので、結構好きですね」


Q.「Lovin’ You」はラブソング。歌うときに思い浮かべる相手は?

「まだいないですね(笑) いまの自分だとやっぱり家族? お母さんとか、支えてくれる親戚とか、ファンの方とか。でもたぶん、普通に聞いたら恋人とか、これから結婚するひととか、それくらい強い気持ちを歌っていると思います。結婚式にもすごく合うんじゃないかなと、レコーディング中に思いました。ケーキ入刀のシーンとかで使ってほしい(笑)」


Q.ファンがカラオケでうまく歌うための秘訣は?

「いちばん難しい質問! なぜかというと、カラオケってみんながスターになれる場所じゃないですか。だから楽しく歌えば、もうなんでもいいと思います!(笑) そのひとが歌いたいように歌って楽しんで、気持ちよく私の曲を歌ってもらえれば、私もすごくうれしいです。この曲とか特に、“Lovin’ You”というフレーズを62回言ってるんです(笑) それぞれの場面があり、入り込みやすい曲だと思うので、顔を作りながらサビを歌えば楽しいかもしれません。上手い下手なんて関係なく、楽しんで!」

「(ご自身はカラオケ好き?)自分からは行かないです。でも打ち上げとか、みんなに連れていかれたりして歌うときも。特に歌を歌う仕事の後だと、仕事してきたからもう帰してよ~ってときもあるんですけど(笑) (カラオケだと)自分の歌より、他の方の歌を歌いたいですね。安室奈美恵さんとかSPEED、globe、ドリカム(Dreams Come True)、90年代のJ-POPをよく歌います。本当にいい曲がたくさんあるので」


Q.8月から放送される新ドラマ「ノンママ白書」の主題歌に。ドラマはご覧になりましたか?

「まだ観られてないんですけど、テーマはアラフィフの女性たちが、子どもを持たない選択をして、自分のキャリアを一生懸命がんばっているという、結構リアリティのある作品。すごく面白く、元気づけられる内容になっていると思うので、観るのが楽しみです!」
「(主題歌起用について)最近、自分も30歳になって、聞いてくれる方、ファンの方も同じ世代の方が多い。そういう方々の背中を押したり、元気をあげたりできる歌が歌いたいと強く思っているんです。だからこういうテーマの作品で、自分の曲が流れるというのはすごくうれしい」


Q.同年代の女性には、キャリアと家庭の選択を迫られている方も少なくないかと思います。働く女性のひとりとして、彼女たちにどんなメッセージを送りたい?

「持っているモノって、人それぞれ。“良さ”も、誰にも負けない何かを、みんなが持っていると思う。自分で気が付けなかったり、自信が持てなかったりするかもしれないけど、誰かのためになっていたり、誰かが気づいていることも、自分が思う以上にたくさんいると思う。だから失敗を恐れず、自分自身と、直感を信じてがんばってほしい」
「自分の良さって、褒められたりしないとなかなかわからない。コンプレックスとか、自分を信じきれないことって誰でもあると思うんです。でも、いつか“あのとき自分の直感を信じてよかった”という場面が増えれば、自信につながるのかなと思います。って、人のことは言えるんですけど(笑) 自分のことになると難しいです。私もダメダメなときも、自信がないときもあるんです(苦笑)」


(c)TVGroove.com(c)TVGroove.com



Q.この夏の楽しみ方は?

「フェスとか、イベントが多い季節なので、盛り上げてパフォーマンスしたい。時間があったら海で泳ぎたい! 結構、サンセットライブとか、海関連のイベントもあるので、どこかで飛び込めたらいいな(笑)」

「(オフの場合は?)山や海に行くのも好きなので、ドライブとか、しばらくしてないんですけど、山でバーベキューなんかも。アウトドアアクティビティー系が好きです。(おうちでのんびりは?)します!(笑) 1日中テレビを観て、なんにもしないときも。ドラママラソンとかしてる(笑)」


Q.美容のため、特に気を付けていることは?

「すんごい苦いんですけど、アロエ(笑) アロエのショット! たぶん皮も入っている原液なので、すんごい苦いんですけど、めっちゃ体によくて、毒素を出してくれる。それを朝に飲むとか」
「あとは乾燥肌だったり、日に当たることも多いので、朝起きたときや寝るときに、保湿のためのマスクをしています」
「それから水! あんまり水を飲まないタイプで、みんなに飲め飲めって言われるくらいなんですけど、30歳になって、水と睡眠って本当に大事だなと思いました。睡眠ってすべてを整えてくれる大切なもの。水も保湿はもちろん、悪いものを出してくれる。それがすごく大切だなぁと感じます」


Q.今年2月に30歳に。節目の年かと思いますが、心境の変化は?

「そんなに変わらないかもしれないですね。でも、なんか楽しい! 誰でも20代、25歳となって、いろいろ考えたり悩んだりすると思います。キャリアのことか、パーソナルなこととか。でも29歳になったときに、早く30歳になりたいって(笑) 向こう側を早く見てみたいって思いました。(30代の)先輩たちも、“おもしろいのは30からだよ”と言っていたので。ここから次のステージで、30代なりの悩み事とかもたくさん出てくると思うんですけど、いまのところは楽しいです!」
「(バースデー当日のライブについて)本当たくさんの方にお祝いしていただいたので、幸せでした」


Q.今後はどうキャリアを積んでいきたい?

「たくさんライブをやりたい。まわってない場所、行ったことのない場所が、日本各地にたくさんあるので、そういう場所に歌を届けたい。ずーっと歌っていきたいです。いまの時代は、どこにいても発信できるので、海外でライブもやってみたいし、リリースもしてみたい。歌だけじゃなくて、演技とか違う形でのパフォーマンスもやってみたいです」


(インタビュー終わり)


(c)TVGroove.com(c)TVGroove.com



【リリース情報】

ニューシングル「Lovin’ You」

Lovin’ You(初回限定盤)(DVD付)
Crystal Kay
ユニバーサル ミュージック (2016-09-14)


Lovin’ You(通常盤)
Lovin’ You(通常盤)
posted with amazlet at 16.08.05
Crystal Kay
ユニバーサル ミュージック (2016-09-14)


2016年9月14日(水)発売
2016年8月12日(金)先行配信スタート


☆東海テレビ・フジテレビ系全国ネット オトナの土ドラ「ノンママ白書」主題歌
2016年8月13日(土)スタート 毎週土曜日23時40分~24時35分 (全7回予定)
この夏、50歳を迎える鈴木保奈美が、バツイチ“子無し”の独身女性管理職を熱演!
恋に仕事に奮闘する元気いっぱいなキラキラ50歳ヒロインが、現代を生きる全ての女性に元気をお届けします!!


【プロフィール】

1986年2月26日生まれ、横浜出身。
1999年「Eternal Memories」でデビュー。「Boyfriend -partⅡ- 」「恋におちたら」などのヒット曲で大ブレイク。2011年、活動の場をユニバーサル ミュージックに移し、2013年よりニューヨークにも拠点を置いて、アーティストとして更なる進化を遂げている。そして2015年、Crystal Kay第二章がスタート。
「君がいたから」(日本テレビ系日曜ドラマ「ワイルド・ヒーローズ」主題歌)、Crystal Kay feat.安室奈美恵「REVOLUTION」、「何度でも」(フジテレビ系木曜劇場『オトナ女子』挿入歌)と3曲のヒットを世に放ち、11thアルバム『Shine』はロングヒット中。
そして2016年、今年第一弾のシングル「サクラ」を3月にリリース。「Crystal Kay LIVE TOUR 2016“Shine”」の全4公演はSOLD OUT。8月からスタートする東海テレビ・フジテレビ系全国ネット オトナの土ドラ「ノンママ白書」の主題歌「Lovin’ You」を8月12日(金)に先行配信、9月14日(水)にCDリリース決定!


【リンク】

公式サイト //www.universal-music.co.jp/crystal- kay
公式Twitter https://twitter.com/CKAY26
公式facebook https://www.facebook.com/CrystalKay
公式Instagram https://www.instagram.com/ckay26/
公式ブログ //ameblo.jp/c-kay/
 
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