「フラーハウス」パパ&ジョーイに来日インタビュー!(2) ジョーイ監督回に、ダニー不在のワケ! 「こんな○○なやつの指示に従いたくない!」

人気海外ドラマ「フラーハウス」のキャストが来日。パパことダニー役ボブ・サゲットと、ジョーイ役のデイブ・クーリエが、、TVGrooveのインタビューに応じてくれた。

Bye Tokyo. Such a wonderful yet too short a trip. And got to spend it with these three shining stars. Thanks for all your graciousness welcoming us for the @FullerHouse press tour. @CandaceCBure @AndreaBarber @ JodieSweetin

Bobさん(@bobsaget)が投稿した写真 - 2016 12月 6 8:31午後 PST

With my @fullerhouse family here in #tokyo #japan @andreabarber @jodiesweetin @candacecbure #cutitout pc: @melissacoulier

Dave Coulierさん(@dcoulier)が投稿した写真 - 2016 12月 5 3:10午後 PST

――今作では、“娘たち”が番組の軸に。“親”の立場から、彼女たちを見ていて思うことは?

ボブ:ぼくらはクレイジーってくらい、彼女たちを誇りに思っているよ。「フラーハウス」でのDJはダニーに似ている。きれい好きで、母親としてみんなを導く立場だ。キミーはジョーイ。面白いことを言って、みんなを笑わせる。意味がわからないことをしたりとか。(コップで遊びだしたデイブを指さし)こんな風にね。
ステファニーにはジェシーの要素がある。タフで独身、いまは自分探しをしているところ。「フルハウス」ではジェシーとベッキーの恋が描かれたけど、「フラーハウス」で気になるのは、DJの三角関係。新シーズンでは、マットとスティーブのどちらを選ぶかが見どころだ。




ボブ:(カップを目にはめて遊ぶデイブに)デイブは(映画)「ベンジャミン・バトン」みたいだよね。どんどん子ども返りしていく。コップを頭に乗せているんだよ?　なのに飛行機の操縦ができて、「フラーハウス」ではクリスマスのエピソードを監督したんだ。彼がだよ!　コップを頭に乗せている彼が!　こんなやつの指示なんて聞きたくなくて、ぼくはクリスマスの回に出なかったんだよ(笑)



デイブ:ボブの話が長いので、次に彼が話しはじめたら寝てもいいですか?

ボブ:どうぞ結構です。きみが眠れば、みんなぼくに感謝するよ!(笑)

This was the highlight of my week @fullerhouse - Thank you Peter Roth @johnstamos @bobsaget #director #fullerhouse #netflix #cutitout

Dave Coulierさん(@dcoulier)が投稿した写真 - 2016 8月 27 12:20午前 PDT

――日本においてもアメリカにおいても、ホームドラマは減少傾向にあります。「フラーハウス」がスタートした現在、“家族”について思うことは?

ボブ:すべてだよ。デイブもぼくも個人的に、家庭には恵まれた方ではなかった。そのことが、ぼくたちをより結束させてくれたんだ。みんなとの交流の中で、みんなを導く父親役をやりたいという気になることができた。「フルハウス」への出演機会は、ぼくにとって“ギフト”だった。

「フルハウス」でぼくが演じた役は、妻を交通事故で亡くした男性“ダニー”。彼が子どもを育てていくというストーリーには、ディズニー映画的な面があるね。母親不在のドラマだ。妻を亡くしたことで、親友のジョーイと、義理の弟であり、ジョン・ステイモスが演じるジェシーの力が必要になる。移り住んできた彼らの力を得ながら、子育てをしていくんだ。当時は「スリーメン&ベビー」※という映画が上映されていたころで、流行りに乗った節もあった。

でもキャストみんなの間に、すぐ愛情が生まれて打ち解けることができた。子役のことも、子どもとして扱わずに、「ぼくたちは家族だ」という態度で接していたよ。だからこそ(このインタビューでは)女性陣と男性陣で分けられちゃったんだろうね。仲が良すぎて、収集がつかないと思われたのかな?(笑)

とにかくこの愛が、番組を作っていく助けとなった。「フルハウス」でも「フラーハウス」でも、一貫して“愛情”を描いていて、それが現在の文化から欠如しているひとつの要素だと思っている。だからこそ日本にきて、みなさんが愛情たっぷりなところに感心したよ。

(※映画「スリーメン&ベビー」　…　3人の独身男性が、偶然、出会った赤ん坊の面倒を見るというドタバタコメディ映画。「フルハウス」と同じく、1987年公開の作品)



デイブ:視聴者のみなさんにも、いろいろな家庭の事情背景があって、家族が問題を抱えていたり、いろいろな困難があったりするわけだけど、唯一楽しく癒しがあった時間は「フルハウス」を観ていた時間だという話があるんだ。
家族にもいろいろな形があるよね。だけど共通項は、お互いを愛しているということ。愛はとても力強いし、「フルハウス」ではそれを描いていた。いろいろな困難が立ちはだかっても、「フルハウス」を観ることで、気持ちが癒やされることがある。最初からそういう番組を作ろうとしていたわけじゃなくて、次第にそういう形になっていったんだ。

ボブ:実は、元々はバディものにしようとしていたんだよ。トム・ハンクスが出ていたシットコム「Bosom Buddies(原題)」のような、男たちの友情物語に。だけどやっていくうちに、子どもたちの重要性に気づくことができて、番組は変わった。ミシェルやステファニー、DJが中心のエピソードもあれば、ダニーやジョーイが中心になるときもある。ジェシーのエピソードは、山ほど作られたよね(笑)
つまり、いろいろな視点からストーリーが見えるようになって、いろいろな世代に響くものになった。中には3、4歳の視聴者だっていたんだ。彼らにとっては、「フルハウス」は「ミシェル・ショー」だっただろうね。


――いわば「ミシェル・ショー」を楽しんでいた世代なので、おふたりの仲がいい様子を観ているとなごみます

ボブ:ミシェルはきっと「知らなーい!」って答えるだろうね。もしくは口癖だった「あー残念!」で、そのままCM入り。しばらくお待ちくださいって感じだ(笑)

デイブ:(ミシェルの口癖)「オッケーベイビー」(笑)

ボブ:デイブとは、彼が17歳、ぼくが21歳のころから友人なんだ。知り合ってから9年後、彼はジョーイ役に決まっていたけど、ぼくは別番組に出演していた。でもその番組を降板して、スクリーンテストを受け、ダニー役に決まったんだ。たまたまプロデューサーがぼくの出演番組を観て、登用を決めてくれたという縁もあったし、「フルハウス」の製作総指揮であるジェフ・フランクリンとも以前から知った仲だったんだよ。

??"Everywhere you look there’s a hand to hold onto..." With @DaveCoulier in front the real Full and @FullerHouse in San Fran. #familyfun - Photo by Dave’s wife @MelissaCoulier

Bobさん(@bobsaget)が投稿した写真 - 2016 12月 2 6:21午後 PST

――その3へ続く




Netflix: https://www.netflix.com/jp

YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/c/NetflixJP

ツイッター(@NetflixJP): https://twitter.com/NetflixJP

フェイスブック: https://www.facebook.com/netflixjp

© Netflix. All Rights Reserved.