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「ザ・ディフェンダーズ」チャーリー・コックス&フィン・ジョーンズ来日インタビュー! 「他のヒーローとの出会いが成長に繋がった」

2017年8月16日
(左から)フィン・ジョーンズ、チャーリー・コックス(左から)フィン・ジョーンズ、チャーリー・コックス
(c)TVGroove.com
NetflixにてMarvelとの共同製作オリジナルドラマ「Marvel ザ・ディフェンダーズ」が、8月18日より全世界同時オンラインストリーミングされる。同作でデアデビル役を演じるチャーリー・コックスと、アイアン・フィスト役を演じるフィン・ジョーンズが8月上旬に来日。TVグルーヴのインタビューに応じてくれた。

同作は、Netflix × Marvelのオリジナルドラマ「Marvel デアデビル」「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」「Marvel ルーク・ケイジ」「Marvel アイアン・フィスト」の主人公たちが一同に会する作品。究極の感覚を武器に戦う盲目の弁護士“デアデビル”ことマット・マードック、驚異の身体能力を持った美しく孤独な私立探偵“ジェシカ・ジョーンズ”、人体改造により、銃弾をも弾く鋼の肉体を手にした“ルーク・ケイジ”、そして壮絶な修行で獲得した最強の拳“アイアン・フィスト”ことダニー・ランドら4人が集結し、“ディフェンダーズ”を結成。孤独だったヒーローたちがそれぞれの過去や苦悩を抱えながらも、力を合わせNYに蔓延る強大な悪に立ち向かっていく。

今回、TVグルーヴは同作プロモーションのために来日したチャーリーとフィンにインタビュー取材を敢行。滞在中は秋葉原や鎌倉観光を楽しんだという2人。「ザ・ディフェンダーズ」の構想を初めて聞いた時の感想や、他のヒーローとの共演を通じて発見した自身のキャラクターの新たな一面、今後のNetflix×Marvel作品についてたっぷり語ってもらった。

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Q. 「ザ・ディフェンダーズ」でのマットについて教えてください。

チャーリー・コックス(以下C):「ザ・ディフェンダーズ」の最初の方でマットは、デアデビルであることを辞めている状態なんだ。「デアデビル」シーズン2で起きた出来事によって、デアデビルとしての生活は終わってしまった。だけど、様々な出来事が起きたことで、マットは再びデアデビルに戻ることに決めるんだ。物語が進むにつれ、マットは自分から切り離していた内なる悪魔と向き合わなくてはいけなくなるんだ。


Q. 「アイアン・フィスト」は柔術などアジアの要素が詰まった作品となっていますが、演じるにあたって参考にした作品はありますか?

フィン・ジョーンズ(以下F):「イップ・マン」のシリーズはとても参考になったよ。他には「少林寺三十六房」も良かったね。そういうお寺のような場所でトレーニングをするということはどんな風なのか、リサーチがしたかったんだ。あとは「カンフー・パンダ」かな!(笑)


Q. 「ザ・ディフェンダーズ」の構想を初めて聞いた時、お二人はどのようなイメージを持たれていたのでしょうか?

F:そういうことは考えたことがないんだ。「アイアン・フィスト」にキャスティングされて、すぐに撮影に入ったんだけど、その撮影が終わった瞬間に「ザ・ディフェンダーズ」の撮影が始まったんだ。だから、どんなものになるのか、どんな感じになるのか、想像する暇もなかったんだ。ベルトコンベヤーに乗せられて、どんどん先に進んでいった感じだったよ。

C:2014年にデアデビル役をもらったから、前からこの企画があるということを知っていた。「ザ・ディフェンダーズ」がいつになるのかは決まっていなかったけれどね。抽象的な概念みたいな感じで、なんとなく分かってはいても、しっかりと理解できていなかったんだ。でも現場に入ってから、それがスゴイ勢いで理解できるようになった感じだった。


Q. 予告編では、ディフェンダーズがなかなか打ち解け合わない様子が印象的でしたが、キャストの皆さんとはすぐに打ち解け合ったのでしょうか?

C:実際のところ、かなりウマが合ったんだ。僕の経験で言うと、4人の役者がここまで気が合うってことは、とても珍しいことなんだ。

F:特に、様々なシリーズの主役4人が打ち解けるってことは、かなり珍しいよね。だけど、僕ら全員が主役だったからこそ、同じような経験をしてきたこともあって、同じ立ち位置から一緒に撮影することができたんだ。お互いがやってきたことをリスペクトできるし、性格的にもウマが合って、お互いを補完するような関係性だったんだ。

Netflixオリジナル「Marvel ザ・ディフェンダーズ」8月18日全世界同時オンラインストリーミング


Q. アイアン・フィストとデアデビル、それぞれ異なるキャラクターですが、お互いカッコいいと思う点は?それを踏まえて発見した自身のキャラクターの新たな一面はありますか?

F:ダニーの観点から言うと、「ザ・ディフェンダーズ」の素晴らしい点というのは、他のヒーローに出会うことができたということ。それによってキャラクターとして大きく成長することができるからだ。デアデビルはたくさんのトラウマを抱えているけれど、能力を持ちながら、それを落ち着いた心で責任感を持って使うことができている。それは、それまでダニーがちゃんとできていなかったことなんだ。だからデアデビルに会って影響を受け、自分の中に集中力を持つことができると思う。あとは、デアデビルのスーツを見て「イケてる!」って思っていて、ダニーも「僕も一着・・・」みたいに考えているかもしれないね(笑)。

C:ダニーがいい子だったら、スーツを作ったメルヴィンのところに連れていくよ(笑)。

チームの一員になる中で、マットは他の3人のキャラクターと、彼らが何を提供できるのかを知り、感心するようになっていくんだ。特にダニーに対しては、やはりマーシャルアーツの知識や彼がいかに一つの技を磨いていったのかということに感心している。どちらかと言うとマットはストリートなファイティングスタイルを持っているからね。だから、ダニーの戦い方という点に感心していると思う。

それぞれのキャラクターに頑固さや人好きじゃないところ、他の人を信用しないところがあるけれど、善きもの、善き人に出会った時に、それを見分ける力をみんな持っているんじゃないかなと思うよ。


Q. アベンジャーズではアイアンマンやキャプテン・アメリカのようなリーダー格のキャラクターがいますが、ディフェンダーズにもリーダー格のようなキャラクターが現れるのでしょうか?

F:リーダーが作れるほど、オーガナイズされていないと思うな(笑)。ディフェンダーズには秩序も何もないからね。それに短時間の出来事だから、立ち止まってリーダーを指名する時間なんてないんだよ。でも、逆にリーダーが要らないグループって素敵だと思うよ。

(c)TVGroove.com


Q. 4人が入り乱れるアクションシーンはこれまでの単独シリーズより動きが複雑そうでしたが、撮影は大変でしたか?

F:とても楽しかったけど、撮影はすごく時間がかかったし、複雑なものになる分、流れ的に難しいものだったんだ。どんな瞬間でも2人のキャラクターが、カメラに映っているからね。

C:さっきのインタビューで僕が言った答えだね(笑)。

F:みんな振り付けをしっかりとこなさなければいけない。一人が失敗すれば、一からやり直しになってしまう。それを4人ができなければ成立しないわけだからね(笑)。

C:ほんと、洞察力があるんだね(笑)。

F:僕ら2人が今笑ってるのは、僕がチャーリーの答えを真似したからだよ。

C:だから、洞察力があるねと言ったんだ(笑)。


Q. 今回ヴィラン役でシガニー・ウィーバーが出演されていますが、キャスティングを知った時の感想は?

F:実はニューヨーク・コミコンのステージ上でアナウンスされた時に、僕らも初めて知ったんだ。シガニー本人がステージ上に登場して、最高の瞬間だったよ。「ザ・ディフェンダーズ」に重みをもたらしてくれたと思うし、彼女のステータスや才能が作品に加わって素晴らしいよ。素晴らしい役者だけど、地に足がついていて、とても親切で、素敵なんだ。




C:彼女はアメリカのアイコンと呼べるような女優だね。一番イメージを裏切らないアメリカのアイコンだと僕は思っている。本当に寛大で優しい人なんだ。

シガニー・ウィーバー演じるアレクサンドラシガニー・ウィーバー演じるアレクサンドラ
Netflixオリジナル「Marvel ザ・ディフェンダーズ」8月18日全世界同時オンラインストリーミング


Q. お二人の演じるキャラクターに初めてキャスティングされた当初と現在で、役へのアプローチで変化はありましたか?

F:間違いなく変化はあったね。ダニーの興味深い点は、他の3人はダニーよりも年上で、人間として大きく変わるとは思えない。一方で、ダニーはまだまだ成長している途中なんだ。だから、常に進化して変化している点が面白いと思う。だから、「アイアン・フィスト」の冒頭で出会うダニーと、「ザ・ディフェンダーズ」の最後で出会うダニーは違っていると思うよ。

C:マットの場合は、フィンが言ったように、自分のやり方がある程度決まってしまっている。だから、根本的なところで変わらない、または変えるのは難しいこともあると思う。

とはいえ、30時間以上をかけて演じてきたキャラクターということで、彼の人生の中で鍵となる瞬間によって、マットが影響を受けているということを知るのは大事だと思っている。「デアデビル」シーズン1から2~3の出来事が彼に影響を与えたと思っていて、その一つがエレクトラの死なんだ。だから、「ザ・ディフェンダーズ」の冒頭では、ある種の哀愁が漂っていて、何か今までとは違ったレベルの恥ずかしさだったり罪悪感というのをマットが抱えていることを見て取れると思う。少なくともその瞬間では、マット自身がそれを乗り越えられるシナリオを、本人が描けていないと僕は思っている。


Q. ヒーローには熱い人や落ち着いた人など、様々なタイプがあります。お二人が思い描くヒーロー像とはどちらのタイプに近いものですか?

F:ヒーローになるためには、情熱が必要だと思う。内なるやる気がなければ、ヒーローにはなれないと思う。別に落ち着いていることは良いことだと思うけれど、情熱なくしてはヒーローにはなれないと思うんだ。それに、勇気も必要だと思う。

C:何が英雄的行為なのか、何がヒーローをヒーローたらしめるのかということを僕らの作品で見て、それを日常生活の中で探そうとすると、やはり日常のちょっとしたことに答えがあると思うんだ。誰か泣いていたり、ケガをしている人を助ける。そして勇気をもって警察や救急車を呼ぶ行為も英雄的行為だと言えると思う。いじめに対して立ち上がったり・・・ヒーローというのは様々な形で我々の中にあると思っているんだ。


Q. 「アイアン・フィスト」のシーズン2が決まり、「デアデビル」シーズン3の撮影がもうすぐスタートします。Netflix×Marvel作品のこれからに期待することは?

F:「アイアン・フィスト」シーズン2では新しいショーランナーが加わり、面白いアイディアが用意されているから、それが楽しみだね。僕自身としては、シーズン2では、ダニーの過去により踏み込んで、彼の思考に歩み寄ったり、どうやって“気”を使いこなしているのか、よりスピリチュアルな側面を掘り下げたら面白いなって思うんだ。あとはもっとクロスオーバーが観てみたいな。やっと4人が出会ったんだから、お互いが関わっていく展開が観てみたいね。

C:今は僕自身がすごい楽しんでいる立場なんだ。この役が大好きだし、マーベルやNetflixの作品に関われていることも嬉しく思っている。僕に演じ続けさせてくれる限り、ずっと演じ続けていきたい。デアデビルが50歳になっても、まだ演じたいと思うよ(笑)。

F:それちょっと楽しみだな(笑)。


Q. 日本の滞在はいかがですか?

F:今回が僕にとって初めての来日なんだ!

C:僕はこれが2回目だよ。

F:まだ3日ぐらいしかいないんだけど、日本が大好きだよ。もともと日本映画や日本食が好きだったからね。実際に来てみたらすごく洗練されていて、とても落ち着きがあると思ったよ。映画を観ていたら、もっと苛烈な感じだと思っていたからね。昨日も人混みのすごい場所に行ったんだけど、ある種の落ち着きもあって、素晴らしい国だと思う。文化をもっと知りたいと思った。

C:昨日は本当に楽しかった!最初に行った場所はどこだっけ?

F:アキハバラ!

C:日本に来る前に想像していた日本は、秋葉原だったんだ。アニメ系のキャラクターがいて、人混みがあって、そういったことを想像していたんだ。

F:その後、お寿司屋さんに行ったんだよ。

C:今までに食べたお寿司で一番おいしかった。何て名前だっけ?

F:夫婦で営んでいる店で、謙虚で心優しい方々だったんだ!お寿司もおいしかったよ。

(2人ともスマホを取り出して、店舗名を検索し始める)

C:ヤジマ!ヤジマがお店の名前だよ。

F:こじんまりとした小さなお店だったんだ。(インスタグラムを開いて)ここに写真があるよ!



C:お店の宣伝もしたんだね!沢山の人に行ってもらいたいからね。

F:それから鎌倉に行ったんだ。東京じゃない場所で郊外に行けるという意味で、とても楽しい時間を過ごしたよ。大仏を見たり、ビーチで泳いだりしたよ。

F:1日しか時間がなかったけど、日本の色々な側面を見ることができてよかったよ。

lads on tour

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Q. 最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

F:(手を振りながら)ハーイ!(笑)

「ザ・ディフェンダーズ」を楽しんでほしい。僕たちも一生懸命頑張って作って、ようやく配信までこぎつけたんだ。見ていて楽しめる作品だから、エンジョイしてね!

C:温かい歓迎をありがとう。日本のファンの方は、あまり熱い表現はしないけれど、皆さんが応援してくれるのがひしひしと伝わってくるんだ。だから、大切にしているファンが日本にもいるから、僕らも今回海を渡って来日することができた。お寿司目当てでもあったけどね(笑)。

(c)TVGroove.com


(インタビューおわり)

Netflix「Marvel ザ・ディフェンダーズ」 8月18日(金)より全世界同時オンラインストリーミング。


【動画】「Marvel ザ・ディフェンダーズ」予告編


▼Netflixについて
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