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ザ・プラクティス~ボストン弁護士ファイル

The Practic (ABC 1997 - 2004)
放送日時

「ザ・プラクティス~ボストン弁護士ファイル」の放送日時をinfoseekで検索する

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真の弁護士の姿を映し出す社会派ドラマ
番組紹介
「ザ・プラクティス~ボストン弁護士ファイル」はその名ととおり弁護士たちの物語。でも、この番組に登場する弁護士たちはアメリカ人が普通頭に思い浮かべるような弁護士とはちょっと違うのだ。

移民の国であり、自分の権利は自分で守るという意識の高いアメリカの人々。そういった背景から裁判というものは日本では想像できないほど彼らには身近で、当然弁護士も彼らにとって大変身近な存在。でも「身近=親しみやすい」という意味ではない。

英語に「Blood Sucking Lawyer」という表現がある。直訳すると「血をススる弁護士」。一体それはなんじゃい?と思うけれど、これがアメリカで一般に普及している弁護士のイメージなのだ。つまり吸血鬼のように他人の生き血を吸い取って成り立っている職業、他人がどうなろうとおかまいなしの人でなしということ!裁判に勝って名声と大金を得るには手段を選ばないひどい人たち・・・・アメリカの弁護士にはそういった悪いイメージがつきまとっている。

しかし、この番組に登場する弁護士たちはそんなイメージは吹き飛ばしてしまう!なんせ主役のボビーは名声や莫大な報酬など念頭になく、被告席に立たされた弱者をなんとか助けようということばかり考えているような人間なのだ。ボビーだけではない。彼の下で働く同じ事務所の弁護士たちも「報酬」よりも「果して自分は正しいことをしているのか?」ということを常に自問自答している。悲しいことに弁護士という職業は「正しいこと」ばかりしているわけにはいかないのだ。時には極悪非道と思われることもしなくてはならない。そんなときに彼らは普通の人たちと同じように悩み、苦しみ、怒り、叫び、泣く・・・・そんな彼らを見たらとても「Blood Sucking Lawyer」などという言葉は浮かんでこない。

この番組でもう一つ注目したいのは法廷で争われる事件と裁判の判決。殺人事件はもちろん、人種問題であったり、個人 VS 悪徳大企業であったり、青少年の犯罪であったり・・・・完全に無罪と思われる人を救えなかったり、有罪の人間の罪を問えなかったり・・・・理不尽な判決を下さなければならない法律の不完全さ、矛盾や落とし穴が見えてきてゾっとすることもある。つまりこの番組は見る側に多くの問題提起もしているのだ。自分が陪審員だったらどういう判決を下すか・・・・簡単に答えが出ない。

ボビー率いる「ザ・プラクティス」の正義感あふれる弁護士たちは、私たちがそんなふうに抱く、社会に対する理不尽さ、悔しさ、やるせなさ、怒りを同じように感じながら最前線で戦っている。苦悩し、傷つきながらも、情熱的に弁護士という職業打ち込んでいく彼らの姿は見る者の心を激しく揺さぶってくる。元弁護士という経歴を持つ、この番組のプロデューサー、デビッド・E・ケリーが生み出した登場人物たちは本来あるべき真の弁護士の姿を映し出したものなのかもしれない。


(TVグルーヴ・ドット・コム)