バフィー ヴァンパイアと戦うために選ばれたスレイヤー
バッフィはロサンゼルス郊外の町サニーデールに転校してきたばかりの16歳の高校2年生。見かけは、どこにでもいるごく普通の女の子。だが実は彼女、人類を守るために吸血鬼(ヴァンパイア)や悪魔と戦うために選ばれた戦士「スレイヤー」なのだった。
前に在学した高校でヴァンパイアと戦い体育館を燃やして退学になったバフィー。この新天地では普通の高校生としての生活を送りたいと望んでいた。しかしその望みは転校早々にくずれる。一見、静かで平和に見えるこのサニーデールという街は、実は「ヘルマウス」と呼ばれる場所の真上にあった。「ヘルマウス」とは、地上と地獄をむすぶ通り道で、吸血鬼や悪魔といったあらゆる邪悪なモノをよせつける恐ろしい場所だったのである。
バフィーはスレイヤーとしての使命を果たすべく、ヴァンパイアや悪魔との戦いに挑んでゆく。そこに現れる謎の男、エンジェル。彼は何者なのか?人間か悪魔か?敵か味方か?ミステリアスで危険な香りのするエンジェルにバフィーは次第にひかれていくがその結末は?バフィーの孤独で危険な戦いは続く。
もはや社会現象!?若者支持率No.1の大ヒットホラードラマ
1997年3月から米国WBネットワークで放送が始まった「バフィー~恋する十字架」。初回放送時から高視聴率をあげ、その後も順調にその数字を伸ばしていく。1999年秋から第3シーズンを迎え、ドーソンズ・クリークと並び、今や若者の間で最も人気のある番組となった。1999年春には、そのころアメリカで実際に起こっていた高校での銃撃事件の影響もあり、バフィーの卒業を題材にした第2シーズンの最終回の放送が約2ヶ月延期されるということもおきた。卒業シーズンを前にして、それをまねた犯罪を引き起こす可能性があるというのが理由だった。また「バフィー」に登場するエンジェルを主人公にした新番組「エンジェル」が99年秋から同じく米WBネットワークでスタートした。
テコンドーでヴァンパイアを制裁!
子役から一気にハリウッドスターにかけあがったサラ・ミシェル・ゲラー
「バフィー」の人気の秘密のひとつとしてキャスティングのすばらしさがあげられるであろう。その中でも光るのがバフィー演じる美少女サラ・ミシェル・ゲラー。そのキュートな容姿に似合わず、テコンドーを4年間ならっていたという彼女。昼間は普通の女子高生として生活しながら、夜は恐ろしい形相のヴァンパイアをマーシャル・アートで次々と倒していくというバフィーの役柄は、彼女にとってまさにぴったりであった。
サラの芸暦は長く、4歳で映画Invasion of Privacyに出演。それ以来、数々の映画、テレビ番組、芝居、トークショー、コマーシャルに出演する。1995年にはソープオペラAll My Childrenでエミー賞を受賞。「バフィー~恋する十字架」出演以後は、「ラストサマー」「スクリーム2」「クルーエル・インテンションズ」などメジャー映画にも立て続けに出演。いまや押しも押されぬハリウッドの大スターになった。
すべてはここから始まった。
映画版「バフィー・ザ・ヴァンパイア・スレイヤー」
いまや全米で大人気のテレビシリーズ「バフィー~恋する十字架」だが、実は最初は映画として作られた。20世紀フォックスから1992年に全米で配給された同名の映画がそれで、日本でもすでにビデオがリリースされている。主演はクリスティ・スワンソン。ボーイフレンド役にビバリーヒルズ青春白書でおなじみのルーク・ペリーが出演している他、あのお騒がせ男ピー・ウィー・ハーマンも吸血鬼役として出演している。脚本はテレビ版「バフィー」の製作総指揮をとるジョス・ウェドン、監督はフラン・ルーベル・クズイ、製作は監督の夫で日本人であるカズ・クズイとハワード・ローゼンマンが担当している。
製作総指揮のジョス・ウェドンによると、映画版「バフィー」は、コメディ色が強く、彼が思い描いていたものとはかけ離れたものになってしまったらしい。興行成績もアメリカ国内で1600万ドルとパッとしなかった。テレビ版「バフィー」はウェドンがもともと描いていたイメージにより忠実に作られ、シリアスでホラー色の強いものになっている。ただ、ストーリーの設定としては、テレビ版「バフィー」は、映画版「バフィー」の続きということになっている。
(TVグルーヴ・ドット・コム)



