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ザ・モンキーズ

The Monkees (NBC 1966 - 1968)
放送日時

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番組紹介
打倒ビートルズ(?) アメリカで結成された人気グループ「ザ・モンキーズ」の見て楽しい、聴いて楽しいTVショー
 

TVショー「ザ・モンキーズ」は、1964年に公開の大ヒット映画「ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」を手本に制作されたアメリカの人気歌手グループ「ザ・モンキーズ」のコメディだ。

主人公のザ・モンキーズはTV画面の外と同じロックグループという設定。 メンバーの4人、デイビー、ミッキ-、マイク、ピーターは、悪党と戦ったり、おとめを救出するなど、毎回奇妙なトラブルに巻き込まれる。シュールレアリズムな撮影テク(早送り、スローモーション、ピンぼけ、アニメの挿入、突然、本筋とは関係のない話になってしまうなど)を使用したこの番組は当時としては画期的だった。 加えて、チャーミングなメンバー、シャレた会話、そしてノリのいい音楽はたちまち視聴者を魅了し、番組は大人気となる。

番組の成功と共に、ザ・モンキーズはミュージック界でも大進撃を果たしたが、彼らの成功を快く思わない人もいた。1965年秋、アメリカ版ビートルズを結成しようと行われたオーディションで、400人の候補者の中から選ばれたのが、デイビー・ジョーンズ、ミッキー・ドレンツ、マイク・ネスミス、ピーター・トークの4人だった。その後プロのミュージシャンとしての訓練を受けた彼らは、ザ・モンキーズとしてデビューを果たす。こういったいきさつから、ザ・モンキーズを“作られたグループ”として批判する人々も多かったのである。

4人のメンバーは初期のレコーディングでは楽器を演奏することは禁じられ、ヴォーカルだけのレコーディングを行っていた。ステージに立つとレコードと同じようなサウンドを再現できなかった4人は、「演奏も出来ないくせに」と、同じミュージシャンを目指す人々から反感を買う。しかし、そういった批判を尻目にザ・モンキーズのレコードは、大々的な宣伝とTVショーとの相乗効果でミリオン・セラーとなった。

しかし、“作られたグループ”を誰よりもイヤがっていたのは、ザ・モンキーズのメンバー本人たちだったのかもしれない。1967年、記者会見でマイクは「本来の自分とは違う人間にムリヤリなりすましているんだ」と発言。これが番組制作サイドとのトラブルに発展する。

その後、4人はようやく自分の思う通りの音楽活動ができることになり大成功を収めたが、残念ながら数年後、グループは解散。

 
後に当時の実力を証明!ザ・モンキーズは単なる“作られたグループ”に終わらなかった!
 

"Easy Success(簡単に成功を手に入れた)"と一部から批判のあったザ・モンキーズだが、“作られたグループ”ではなくホンモノであったことをその後証明した。1986年、MTVは"Pleasant Vally Sunday"スペシャル番組で、1日中TVショー「ザ・モンキーズ」のエピソードを放映。これをきっかけに、マイクを除く3人のメンバーはザ・モンキーズを再結成。アルバム発売、ツアーなど音楽活動を再開。大成功をおさめた彼らは、ハリウッドのウォーク・オブ・フェイムにその名が刻まれた。

1996年~1997年にザ・モンキーズが再々結成されたときは、マイクを含む4人のメンバー全員がそろい、ツアーやTV出演でファンを喜ばせてくれた。

現在もザ・モンキーズの音楽は世界中で親しまれ、TVショーも放映されている。また、彼らは60年代ポップ・カルチャーの一大イベントを築き、音楽界のメディア・ミックスPR(ミュージックビデオ、TVなどのメディアを使って音楽をPRすること)のパイオニア的存在となったといわれている。

彼らのTVショーは1967年に日本でも放送され、大人気となった。また80年代前半に再放送されたときも、中高生や若い女性の間で大ブレイク。新しいファンの声に応えようとデイビー・ジョーンズが来日し、TV出演やライブを行った。また、TVCMでもザ・モンキーズの歌が起用され大好評を博した。

60年代“作られたグループ”として批判されていたザ・モンキーズは、こうして時代や世代・・・そして国境を超えて実力と人気を証明した。
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