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アンバー・ハードは、メディアの格好の餌食? 「女性差別とDV告発がエンタメ化されている」 ある活動家がアンバーを擁護

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女優のアンバー・ハードに対するメディアのあり方について、グロリア・スタイネムが苦言をていしている。

女性の権利擁護の活動を行っているグロリア・ステイナムはこのたび、130人もの支援者とともに公開状に署名。「ハードさんへの中傷や、彼女本人や彼女への支持を表明した人々に対するインターネット上での継続的ないやがらせは、その激しさと規模の両方で前例がありません」と訴えると、「私たちは、アンバー・ハードをさらし者にするような行為を非難し、彼女を支援するべく集います。私たちは、パートナーからのDVや性的虐待を、いやがらせや脅迫に屈することなく告発できるよう、サポートしていきます」と付け加えている。

アンバー・ハードをめぐっては今年7月、元夫で俳優のジョニー・デップとの裁判で、彼女が訴えていた暴力被害の証言が却下され、虚偽だと判断されただけでなく、それが悪意によるものだと断定するような報道がなされていた。

この裁判では、ジョニー・デップへの名誉毀損にあたるとの主張が認められ、アンバーに対し損害賠償金の支払いが命じられている。

一方、グロリアとそのほかの支援者はこの判決に、「パートナーからの暴力や性的いやがらせに対し、被害者がどのように対応すべきかについて、根本的な誤解を生じさせている」として、意義を唱えていた。

今年7月に出されたジョニー・デップ勝訴の判決以降、メディアのアンバーに対する扱いはネガティブなものばかりだ。

そんな攻撃から逃れるためか、アンバーは現在、代理母出産で授かった娘と外国に居住している。

ステイナムとほかの支援者はさらに、これらのいやがらせは「まちがった情報や女性差別、両性愛者嫌悪、さらに女性のDV告発がエンタメ化され、収益につながるような環境によってエスカレートしている」と主張している。

 

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