アンバー・ハードによる「ジョニー・デップの性暴力」の証拠は、未公開のまま裁判が進む可能性大

ジョニー・デップとアンバー・ハード(2016年)
ジョニー・デップとアンバー・ハード(2016年)

現在、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどで知られる人気俳優のジョニー・デップと泥沼裁判中の『アクアマン』女優、アンバー・ハード。彼女が、ジョニーから性暴力を受けてきたという証拠があるとのことだが、ジョニーがその証拠を公表すべきだと主張しているのにも関わらず、非公開のまま名誉毀損裁判が進むようだ。

ジョニーとアンバーは『ラム・ダイアリー』で共演後、熱愛が発覚し2015年2月に結婚。しかし翌年の2016年にアンバーが離婚を申請し、さらにはジョニーからDVを受けていたことを主張。ジョニーがアンバーに和解金約700万ドルを支払うことで合意に達したが、その後、ジョニーがアンバーを訴えていた。二人の泥沼裁判は、二人の結婚生活よりも長くなってしまっている。

先日、ジョニーの名誉毀損裁判がイギリスで開始していたものの、現在は新型コロナウイルスの影響で裁判の延期が発表されている。また、ジョニーはアンバーのほか、タブロイド紙「The Sun」の出版社「News Group Newspapers(以下、NGN)」も訴えている。「The Sun」編集長であるダン・ウットン氏が、ジョニーのことを「Wife-Beater(妻に暴力する者)」と呼び、さらにはそれに関する記事が2018年4月に出版されていた。

そんな中、DailyMailによると、現地時間4月8日水曜日にスカイプ上で行われた公聴会で、裁判官は、性的暴力の申し立てに関するアンバーの証拠が、次の裁判では非公開のまま裁定するとした。

今回の決定を下したニコル司法長官は「この判決では、裁判で決定しなければならない問題を事前に判断するものは、何もないことを強調します。どちらの当事者も、裁判の一部が非公開で行われるという事実に、不利になることはありません。公的にも私的にも、原告(ジョニー)は、適切な範囲で、反対尋問によってハードさんの証拠に異議を申し立てる完全な機会を持っています」とコメントした。

一方で、「The Sun」を出版する会社NGNの弁護士は、アンバーに法廷で、証拠を公開する必要があると述べたという。ジョニー・デップは、アンバーがジョニーから受けたという性暴力に対して強く否定。「アンバーが被害者として振る舞い、公に“宣伝"し、さらには虐待に関して、性的暴力も受けたと特徴づけだしたのです」と、彼の弁護士はジョニーを代理して主張した。

今回、非公開となってしまった性暴力の証拠だが、果たして、本当にあったのだろうか。今後の裁判の行方に注目が集まる。

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