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「クィア・アイ」カルチャー担当カラモ、「LGBTコミュニティでも人種差別は存在する」とコメント

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カラモ・ブラウン

ネットフリックスで配信中の大人気「クィア・アイ」に出演するカラモ・ブラウンが、人種差別について口を開いた。

現在、黒人男性ジョージ・フロイドさんが殺害された事件により、抗議デモが世界中で行われている。問題の事件は5月25日(月)に発生。ミネソタ州ミネアポリスにてジョージ・フロイドさんが、偽札を使用した疑いで、警官に手錠をかけられた。その警察は、ジョージさんが無抵抗であったにも関わらず、ヒザで首を圧迫。7分以上クビを圧迫されたジョージさんは、その後亡くなってしまったという悲傷な事件だ。その後、抗議デモを通して、海外セレブたちが自分たちの想いを発信している。

そんな中、カラモは「きっと同性愛者であることに苦労した人もいるかもしれません。でも、白人の特権も存在しているのです」とロイターのインタビューで語った。

ゲイチャット&出会い系デートアプリである「Grinder」では、人種差別をなくすために民族フィルターを削除したのだが、多くの白人の同性愛者である男性は、積極的に反応しなくなったとカラモは話す。

「白人の同性愛者は『これ(フィルター)は間違っている。黒人やアジア人がほしくないと言える権利を持てているはずだった』と思うかもしれない。でも、もし本質的になぜそれが間違っているのか理解していないのなら、自分自身をチェックしたほうがいいね」

「僕はアメリカで黒人として育ち、移民の両親に育てられました。僕は、友人や家族が警察に嫌がらせを受けるのを目にしてきました」と自身の経験についても語った。自身が出演する「クィア・アイ」でも過去に、カラモが白人警官に対して嫌悪感を持ち、その後、相談者である白人警官の男性と深く話し合うシーンも放送されていた。

現在、世界中が考えさせられる人種差別問題。多くのセレブや著名人の発信によって、いろんなコミュニティの中にある差別が無くなることを願いたい。

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