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民泊滞在中の家族が事故死、3歳の男児も犠牲に・・痛ましい事故はなぜ起きたのか? サービスを提供したAirbnbは「恐ろしい悲劇」として調査を約束

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亡くなった夫妻

キシコを旅行していた3歳の男の子を含む家族が、滞在先の民泊でガス漏れにより亡くなるという悲劇が起こった。

米アラバマ州のローカルテレビ局「WSFA」が報じたところによると、この一家は親族をたずねるためにメキシコを訪れ、民泊あっせんサービス「Airbnb(エアビーアンドビー)」を利用して、この場所に滞在していたという。

亡くなったのはホセ・ヌーニェスさん、妻マリアさん、そして3歳になる息子ジェイデン君だ。3人は同じ部屋に宿泊していた。

ホセ・ヌーニェスさんのおばトリーニ・ハコボさんによると、他の親族も同じ民泊に滞在していたが、ガス漏れによる被害はなかったという。

取材に応じたトリーニ・ハコボは、「彼らはまだメキシコにいます。これから検死が行われ、死の原因が確実に究明されることとなるでしょう」と語り、「それについて現時点で心配していることはありません。ただ、愛する人たちをアメリカに帰してあげたいと考えています。もちろん、真実を知りたいという思いはありますが、それよりも、ただ彼らを自宅に帰してあげたいのです」と続けた。

なおヌーニェスさんにはジェイデン君の他に4人の子ども達がいるが、今回の旅行にあたっては自宅で留守番していたことも報じられている。

トリーニ・ハコボさんは一家について、「本当にとてもいい家族なのです。全員が家族おもいで。私の甥だからというわけではなく、本心で、ホセは私が知る限り最高の父親でした」と思いをはせていた。

一方クラウドファンディングサイト「GoFundMe」では3人の遺体をアメリカへ移送し、アメリカで葬儀ができるようにとアカウントが立ち上げられた。現時点で12000ドル(約133万7000円)集まっている。

民泊サービスを提供した Airbnbもコメントを発表。今回の事故を「恐ろしい悲劇」と表現し、「我々の思いは、残されたヌーニェスさんのお子様たち、そして遺族の方々の悲しみと共にあります。Airbnbをご利用いただくうえで安全こそが根幹にあるべきものであり、今後も事故について調査を続けていく予定です」とつづった。

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