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英王室アンドルー王子、未成年への性的虐待裁判でまさかの和解が成立! 被害女性の慈善団体に相当額を寄付することに

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エリザベス女王の次男アンドルー王子から未成年の頃に性的虐待を受けたとして、ヴァージニア・ジュフリーさんが訴訟を起こしていた裁判で、双方にて和解が成立したことがわかった。

アンドルー王子は昨年8月、2001年に当時17歳だったヴァージニア・ジュフリーさんに対し複数回にわたり性的虐待を行ったとして訴えられていた。

アンドルー王子は当時児童売春をあっせんしていた大富豪ジェフリー・エプスタインとつながりがあり、性的虐待はジェフリー・エプスタインの自宅や所有地で行われたとされている。

一方、アンドルー王子はこの疑惑を全面的に否定していた。しかし母親であるエリザベス女王は今年1月、王子の軍での肩書きや王室での役職を返上させることを発表。裁判には「民間人」として対応するとしていた。

そんな中、騒動は思わぬ形で結末を迎えることとなった。

まだすべての和解条件がのまれたわけではないものの、ヴァージニアさん側の弁護人によれば、アンドルー王子は被害者の権利をサポートをしているヴァージニアさんの慈善団体に相当額を寄付するという。

ヴァージニアさん側が提出した書面には、「アンドルー王子にはジュフリーさんの人格を否定する意図はない。彼はジュフリーさんが間違いなく虐待の被害者として、また公衆からの不公平な攻撃の結果として、苦しんだことを受け入れる」とつづられており、「ジェフリー・エプスタインが数年にわたり、数々の少女たちを利用してきたことはすでに周知の事実だ。アンドルー王子はそんな彼と交流を持ったことを後悔しており、被害に対し勇気を持って立ち上がったジュフリーさん含む他の被害者たちを称賛している」と続けた。

なお、具体的な寄付金額は現時点では明らかになっていない。

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