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『ピッチ・パーフェクト』アナ・ケンドリック、過去の交際相手から精神的虐待を受けていた! 「自分自身よりもその人を愛し信頼していた」

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アナ・ケンドリック

アナ・ケンドリックが、最新作への思いを率直に語っている。

このたび米ピープル誌のインタビューに答えた女優のアナ・ケンドリックは、最新作『Alice, Darling』にて「心を傷つけられるような関係」から抜け出せない女性アリスを演じたことについて、「共感できる部分があった」と明かした。

メアリー・ナイがメガホンを取った本作にてアナは、ボーイフレンドとの「精神的な虐待」関係から抜け出せない状況にある女性アリスを演じている。

9月11日に開催される「トロント国際映画祭」にて本作のプレミア上映を控えたアナは、この役を引き受ける直前に「虐待の被害を受けた」ことを告白した。

「この作品の脚本を受け取ったとき、私は個人的に精神的虐待から抜けだしたところだった」と切り出したアナは、「私の代理人はそれをすべて知っていたの。そのうえで彼は、『この脚本には、君がぼくに話してくれたことすべてに通じるものがある』と言って、脚本を送ってくれた」と続けた。

アナはかつての交際相手について、「自分自身よりも、その人のことを愛し、信頼していた。その人から、『君の現実感はゆがんでいる。君には何もできないし、君が思っていることなんて実際には起こっていない』なんて言われれば、人生は本当に簡単に混乱してしまうわ」と振り返ると、「でも、自分の思っていたことが本当に実際に起こっていた、と最後になって理解するというユニークな体験をしたの。これによって私は、多くの人が得られないような感情や回復のためのきっかけを得られたのよ」と考え方を変えるきっかけがあったと述べた。

そして関係が終わったあと、「何が起こっていたのか」を理解するまでに時間がかかったことを明かしたアナは、この工程が「大人としての人生で最も困難な作業だった」と付け加えていた。

そんな奇跡的なタイミングでであったこの作品についてアナは、「信じられないほどのカタルシスを感じた」としつつ、「人生の多くのことと同じ。最もいやしにつながったのは、たくさんの人たちと関係を築き、お互いの歴史を共有し、一緒に作品を作り上げたことね」と語っている。

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