ハリウッドなう by Meg

ハリウッドなう by Meg

プロフィール


ハリウッドを拠点に活動するテレビ評論家。
Television Critics Association (TCA)会員として年2回開催される新番組内覧会に参加する唯一の日本人。Academy of Television Arts & Sciences (ATAS)会員でもある。
アメリカ在住20余年。


小学校から高校までいじめに遭った上、英語以外は勉強が大嫌いな子供でした。アメリカの青春ドラマや私立探偵モノに現実逃避しているうちに、アメリカへの憧れはどんどん膨らみ、高校生でアメリカ留学を果たしました。テレビと現実は大違い!でしたが、パイオニア精神を叩き込まれた上、住み心地の良さ優先で生きる場所を選ぶべきだと実感しました。日本に戻ると、好きなことと仕事は別物と言われ、大学卒業後、合弁製薬会社2社で働きましたが、女にとって日本社会がいかに生きにくいか、歳と共に可能性が先細りするかを目の当たりにし、アメリカに戻ろう!と決意しました。

脱出先は取り敢えずサンディエゴ州立大学。映画/テレビ科で修士号を取得したのは、泣けて笑えるコメディーを書いて、映画にしたかったからです。後にも先にも1本だけ書いた脚本は、引き出しの中でいまだ冬眠しています。日の目を見ることはあるのでしょうか?どうせ苦しい思いをして書くなら、脚本家が足蹴にされることのないテレビという媒体を目指すべきだと、ハリウッドで仕事をして気が付きました。いずれ、世にも美しいエミーを手にすることを夢見て....

きっかけは離婚でした。無理矢理、振り出しに引き戻された私の人生双六。だったら、自分で双六を書き替えるしかない!と、何もかも捨てて、ハリウッドに引っ越してきたのが2000年。転職4度目にして、コネも何もなかったハリウッドで、テレビへの熱い想いと畏敬の念を燃やし、「わくわく、いきいき、にこにこ」と生きられるようになりました。好きこそ物の上手なれとはよく言ったもので、自分の姿を映し出してくれる鏡であり、未知の世界を垣間見せてくれる窓でもあるテレビ番組の中から、心の糸に触れた秀作、目からウロコを体験させてくれる放送作家、元気/やる気/勇気をくれる俳優等を紹介しています。日本には入って来ない秀作、ハリウッドにいるからこそ聞こえてくる貴重な情報、肌で感じた「テレビのメッカの空気」、こんなスターに会いました!のドキドキもお伝えします!

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