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「沈黙-サイレンス-」でハリウッドデビュー飾った小松菜奈、英語でのセリフに悪戦苦闘も巨匠スコセッシが太鼓判!「彼女の芝居にビックリした」

2017年1月18日
ハリウッドデビューを飾った小松菜奈(右)ハリウッドデビューを飾った小松菜奈(右)
(C)TVGroove.com
来る今週末1月21日(土)より全国ロードショーとなる、大注目作「沈黙-サイレンス-」。同作のジャパンプレミアが1月17日(火)、東京・六本木ヒルズにて行われ、巨匠マーティン・スコセッシや、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形など日本人キャストが集結。本作を思う存分PRした。

なぜ弱きわれらが苦しむのか――。17世紀の江戸初期。激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる司祭フェレイラ(演:リーアム・ニーソン)を探すため、宣教師ロドリゴ(演:アンドリュー・ガーフィールド)らは、日本へと渡る。日本の地に初めて降り立った彼らの目に映ったのは、想像を絶する日本人信徒たちの苦悩と惨状だった…。

あのスコセッシを以てしても、構想に28年を費やしたという「沈黙-サイレンス-」は、遠藤周作の名著「沈黙」を原作とした歴史大作。“神と人間”という根源的なテーマに迫った同小説は、1966年に出版・1969年に英訳されて以来、世界20ヶ国以上で翻訳版が登場。“20世紀最高峰の小説の一つ”とも言われており、今なお多くの人々に読み継がれている。

(C)TVGroove.com(C)TVGroove.com


本年度のアカデミー賞において最有力候補と目されている作品であることはもちろん、日本が舞台、そして日本を代表する俳優陣がこぞって出演していることもあり、17日(火)に実施されたジャパンプレミアには、およそ80ものメディアが集結。本作に対する注目度の高さを伺わせた。

劇場の入口に設置されたレッドカーペットには、はるばる来日したマーティン・スコセッシ監督や、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮が登場。気温およそ7度という寒空の下、サウンドバイツやフォトセッションに応じた彼らだが、合間には談笑したりと、非常にリラックスした雰囲気だった。

スコセッシ監督と談笑する窪塚、浅野、小松スコセッシ監督と談笑する窪塚、浅野、小松
(C)TVGroove.com


レッドカーペット後に行われた舞台あいさつにて、スコセッシ監督は「東京でキャストの皆さんと会えるというのは感慨深いです。日本人キャストはこの作品の礎となってくれました。皆さんすばらしい芝居を見せてくれて、僕にできることは、それを映像で見せることでした」とあいさつ。名演技を見せてくれた日本人キャストとの再会を喜んだ。

また、物語のキーとなるキチジロー役をオーディションで勝ち取った窪塚は、集まった観客に対し、「こんな極東のどこの馬の骨とも分からないような俺に(スコセッシ監督は)毎日どれだけの敬意を払ってくれていたか…」「毎日夢の中で仕事しているみたいでした。どれだけ山の上が厳しい寒さだろうが、どれだけ長いこと正座をさせられてヒザが痛もうが、どれだけ長いこと待ち時間があろうが、そんなもの幸せの一部です」「この映画が、スコセッシ監督の思いが、遠藤周作さんの思いが、みなさんのところに届いて、より良い明日が来ることを信じて疑いません。今日、この場所が役者人生最良の日です」と、熱のこもったあいさつをすると場内からは割れんばかりの拍手が沸き起こった。

しかし、窪塚の後にあいさつをすることになっていた浅野、塚本は、窪塚の100点満点のスピーチに「窪塚さんのすばらしいスピーチのあとに何を言ったら良いかわからない…」(浅野)と少し委縮気味に。その一方で、「監督は常に僕らのことを見守ってくれて、僕らの繊細な動きや表現を見逃さずにいてくれた」(浅野)「監督のためなら、何でもできますし、磔のシーンでもし死んじゃっても、それはそれでしょうがないというぐらい、全てを捧げる姿勢でやらせてもらった」(塚本)と、スコセッシ監督に対し、惜しみない賛辞を送った。

(C)TVGroove.com(C)TVGroove.com


この日のイベントにて、唯一の女性登壇者だった小松は、本作への出演について「(10代のときに)こんなステキな作品に関わらせてもらえて幸せ」とニッコリ。それと同時に、慣れない英語でのセリフに悪戦苦闘したこと明かし、「どうやって英語でお芝居すればいいのか、感情をどこに持っていけばいいのか…すごく迷った部分がありました」と当時の苦悩を振り返ると、スコセッシ監督は「彼女がかなり激しいリアクションをするシーンがあったのですが、彼女の芝居にびっくりしました。(編集がつながらなかったため撮り直しを)もう1回お願いするのが辛かった。ですが、次の日にも同じぐらい激しい演技を見せてくれました。これは中々の見ものでしたよ」と発言。女優・小松の演技を褒めちぎった。

「沈黙-サイレンス-」は、1月21日(土)より全国ロードショー。

マーティン・スコセッシ監督と日本人キャストマーティン・スコセッシ監督と日本人キャスト


【動画】「沈黙-サイレンス-」予告編 (60秒)


【動画】「沈黙-サイレンス-」予告編 (30秒)


■作品情報

「沈黙-サイレンス-」
2017年1月21日(土) 全国ロードショー

≪ストーリー≫
17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。
日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。
次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは―

監督:マーティン・スコセッシ 

脚本:ジェイ・コックス、マーティン・スコセッシ

出演:アンドリュー・ガーフィールド リーアム・ニーソン アダム・ドライバー 窪塚洋介 浅野忠信 イッセー尾形 塚本晋也 小松菜奈 加瀬亮 笈田ヨシほか

配給:KADOKAWA

公式サイト: //chinmoku.jp/

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