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ジャレッド・レト、役に深いところまで入り込む“メゾット・アクター”と呼ばれることについてコメント「その言葉を評価しているけど…」

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ジャレッド・レト

『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役などで知られる俳優のジャレッド・レト。彼は、自身が“メゾット・アクター”と呼ばれることについてコメントした。

ジャレッドといえば、これまで役作りで体重を激増したり激減したりと、ストイックな役作りでも評価されてきた。『チャプター27』ではジョン・レノンの殺人者マーク・デイヴィッド・チャップマンを演じるため、2ヶ月間で30キロ増量。痛風で車椅子生活を送ったこともあった。その後、『ダラス・バイヤーズクラブ』でHIV患者を演じるために大幅減量をおこなった。また『レクイエム・フォー・ドリーム』の役作りでは、数週間ホームレスのふりをしていたこともある。

そんなジャレッドは、メゾット演技法を行う“メゾット・アクター”としても評価されている。この演技法は、キャラクターの深層心理まで深堀りして、キャラクターのおかれた状況を擬似的に日常生活で体験してから、自然な演技を生み出すというもの。

心理的にも役柄に没頭するこのメゾットは、ヒース・レジャーが『ダークナイト』でのジョーカーの役作りで不眠症に陥り、服用していた睡眠薬など、薬物併用摂取による急性薬物中毒により死亡してしまったということもあったため、賛否両論の声もある。

そんな中、Variety の Awards Circuit ポッドキャストに登場したジャレッドは、このメゾット・アクターとして評価されることについてコメントした。彼は「僕はその言葉を評価しているけど、定義が少し曖昧だと思う。本当に大げさになってしまう可能性もあるからね」「演技は、僕ができる最高な仕事をするためのものだと考えている。僕の仕事は、そこに現れて、最高の経験をセットですることだよ」と語った。

そんなジャレッドは、先月行われた東京コミコン2020に、VTRでサプライズ登場した。自身が主演を務めるマーベル最新作『モービウス』を「ここから繋がっていくユニバースでモービウスの存在は特別なんだ」とメッセージをおくっていた。本作でジャレッドは天才的な頭脳を持つドクター、マイケル・モービウスを演じる。公開は「近日予定」となっている。

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