人気海外ドラマ「ザ・クラウン」で、故ダイアナ元妃を演じ話題となったエマ・コリン（25）が、インスタグラムでトップレスの写真を公開した。
エマ・コリンはイギリス生まれの女優で、まだ新人女優でありながら、エリザベス女王の半生を描くネットフリックスの人気ドラマ「ザ・クラウン」で故ダイアナ元妃役に大抜擢され話題に。またエマはアマゾンによって製作される同性ラブストーリー映画『My Policeman（原題）』に出演することが決定しており、人気歌手で俳優としても活躍しているハリー・スタイルズは同作で警官のトムという役柄を演じ、エマはその妻の役を演じる。
そんな今人気急上昇中のエマが、インスタグラムで美しいトップレスのモノクロショットを公開した。
エマはこの写真に「初めてチェストバインダーを買ったの。とても親密で、とても新鮮で、とてもカッコイイ」とキャプションを添えた。チェストバインダーとは、さらしのようなもので、胸の大きさを目立たせなくするために巻くもので、トランスジェンダーの人々が使用することがある。
1枚目と3枚目の写真でエマは、胸を平らに見せることを目的としたバインダーをつけており、ボクシングラップ（ボクシングの時に巻くバンテージ）を使用して作成されたと明かしている。またエマは「たくさんの紆余曲折と変化があって、それで大丈夫なの。それを受け入れましょう」とメッセージを添えた。
またエマはインスタグラムのプロフィールで自身を「she/they」と表記。最近では、ジェンダーに縛られない中性代名詞「they/their/them」が使われていることから、クィアであることを明かしているエマはプロフィールもそのように変更したようだ。また今回の投稿では、トランスジェンダーによるアパレルブランド「Gc2b」を使用し、クレジットにも記載している。
自身もLGBTQ＋のコミュニティーの一員であるエマにとって、今回の投稿はとても特別なもので、世間の人々へ改めて自身の在り方についてメッセージを伝えたかったのかもしれない。
