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射殺された「ミーゴス」のテイクオフ、犯人は未だ逃走中 一方で事件当時のさらなる詳細が明らかに

「ミーゴス」のテイクオフ NEWS
「ミーゴス」のテイクオフ

現地時間11月1日に銃撃に遭い死亡した、人気ヒップホップトリオ「ミーゴス」のメンバー、テイクオフ。一方で彼を撃った犯人はいまだ逃走中であると、米Page Sixなどが伝えている。

事件が起きたのは、米時間11月1日の午前2時半過ぎ。米テキサス州ヒューストンにあるボーリング場「810 Billiards & Bowling Houston」にて、男性が撃たれたと警察に通報があった。

このとき、ミーゴスのテイクオフとクエイヴォは、仲間たちと“サイコロゲーム”をしていたが、何かしらが原因で口論となり、何者かがテイクオフに向かって発砲したという。現時点で口論の原因は明らかになっていないが、事件現場では少なくとも2丁の拳銃が使用されたことが確認されている。

頭を撃たれたテイクオフは、警察が駆けつけた際にはすでに死亡していたが、彼と一緒にいたクエイヴォは、撃たれたテイクオフの横で助けを求めるために必死に叫んでいたという。

さらにテイクオフが射殺された現場からは、ケガをして自力で近くの病院へ駆け込んだ被害者がいたことが明らかに。被害者は23歳の男性と24歳の女性で、2人とも命に別状はなかったという。

今回ヒューストン警察の新たな発表によると、テイクオフを射殺した犯人はまだ逃走中であるという。警察は一般市民に対し、助けとなる、より多くの情報を提供するよう呼びかけている。

この事件の捜査主任であるマイケル・アリントン巡査部長は「現時点でどんな情報でも求めている。メディアには多くの電話、メッセージ、ツイート、動画が寄せられていることは知っています。それを警察へ提出していただく必要があります」と語った。

さらに巡査部長は「テイクオフの家族のために正義を見つけたい。ご家族は本当に大変な思いをしています・・・」「これがもしあなたの兄弟だったら?息子だったら?どうか立ち上がってください」と呼びかけた。

また同署の署長はテイクオフと親しかった人物と話したといい、みな彼が「平和な人物」であると話していたという。

近年多くのラッパーがトラブルに巻き込まれたり、殺されたりしている現状に署長は「ヒューストンや全米のヒップホップ・アーティストに呼びかけています。私たちは自分たち自身を取り締まらなくてはならない。私たちは皆、一緒に立ち上がり、誰もこの業界を引き裂かないようにする必要がある」と、業界全体に呼びかけた。

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