「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5の制作が遅れていることがわかった。
ネットフリックスで配信されている人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。現在シーズン4まで公開されており、次に控えるシーズン5にて完結する予定だ。
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同作の原作者であり、エグゼクティブ・プロデューサー兼ショーランナーを務めるダファー兄弟は5月6日（土）、ツイッターを更新。脚本家らによるストライキの影響で、制作が止まっていることを認めた。
番組の公式ツイッターにて、「撮影が始まっても、脚本が止まることはない」と切り出したマット・ダファーとロス・ダファーの兄弟は、「すばらしいキャストとクルーたちと一緒に、制作を始められることをとても楽しみにしている。しかし、このストライキ期間中は不可能だ。我々は、全員が仕事に戻れるよう、できるだけ早く公正な取引が成立することを望んでいる」と続けた。
Duffers here. Writing does not stop when filming begins. While we’re excited to start production with our amazing cast and crew, it is not possible during this strike. We hope a fair deal is reached soon so we can all get back to work. Until then — over and out. #wgastrong
— stranger writers (@strangerwriters) May 6, 2023
5月2日（火）以降、アメリカでは、国内の脚本家約1万1500人が所属する全米脚本家協会（WGA）がストライキを行っている。これは、WGAと全米テレビ制作者同盟（AMPTP）の間で6週にわたって行われていた、賃上げや待遇改善に関する交渉が決裂したためだ。
AMPTPには、ネットフリックスをはじめAmazonやウォルト・ディズニーなど、9つの大手スタジオが加盟している。
ストライキが始まったとたん、「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」や「Jimmy Kimmel Live！」「The Late Show with Stephen Colbert」といった人気深夜番組の制作もストップ。編成を変更して続けている番組もあるが、「綱（つな）わたり状態」となっている。
