これまでインスタグラムで最多「いいね」数の記録を保持していたのはモデル・コスメプロデューサーのカイリー・ジェンナーであったが、この記録が「ただのたまご」によって塗り替えられる珍事が起こった。
TMZによると、これまでインスタグラムでもっとも「いいね」の数が多かった写真はカイリー・ジェンナーが、娘ストーミちゃんの手を握っているという可愛いらしい写真。２０１８年２月に公開されたこの写真は、1800万以上のいいねを獲得している。
この記録が１月１３日に塗り替えられたのだが、その写真はなんと「普通の卵」。少し茶色がかったなんの変哲もない卵の写真が、現在までに２１７０万以上のいいねを獲得しているのだ。なぜここまで人気となったのだろうか。
そもそもこのアカウント「world_record_egg」は、カイリーの記録を抜くためだけに今月初旬に設立されたものだそう。投稿されている写真はこの卵１枚だけであり、キャプションには「インスタグラムで最もいいねされた写真という世界記録を作ろう。現在のカイリーの写真を上回ろう。私達ならできる」と、意気込みが書かれている。
これが話題を呼び、世界が一丸となって（？）カイリーの記録を抜くことに成功した「卵」。記録が塗り替えられた後、カイリーのこれまで１位だった投稿に、たまごの絵文字や「Egg」のみを書き込むというシュールな現象が起きている。
インスタグラムのいいね数で首位となったのはこの卵の写真だが、一方、現在フォロワー数ナンバーワンはサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドだ。昨年１０月までは歌手のセレーナ・ゴメスが１位であったが、「SNSから離れる」と宣言したこともあり、ロナウドに王座を譲った。
２０１９年もインスタグラムでは、トレンドを反映した写真や、思わず感心してしまうような独創的な写真がたくさん投稿されることだろう。果たして「いいね」数で「たまご」を抜くのは誰か？
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