動画共有アプリ「TikTok」で活躍するインフルエンサーが、不審死する事件が発生した。
1月2日（日）に亡くなったのは、キャンディス・マーレイ（36）。「頭の中の声が聴こえなくなった」という発言をしてから2日後のことだった。
クラウドファンディングサイト「GoFundMe」にてキャンディス・マーレイの死を報告した親族は、「誰も聞きたくないニュースが入ってきました。大切な家族の一員であるキャンディスが、今夜亡くなったのです」とつづり、「全く予期していないできごとであり、私たちの心は今にも張り裂けそうです。キャンディスはとてもいきいきしていて、自分の生き方を貫いていました」と付け加えた。
このクラウドファンディングはキャンディスの葬儀費用を目的としたもので、1月6日（木）朝の時点で17,000ドル（約196万円）以上集まっているという。残った支援金はキャンディスの息子マックスウェルのために使用されるそうだ。
なお、親族はキャンディスの死因を明らかにしていない。しかしながら、キャンディスは亡くなる2日前、1本の動画を投稿していた。8秒間にわたる動画の中でキャンディスは、「頭の中の声が聴こえなくなる瞬間が大嫌い。このあと何が起こるかわからないんだもの」と意味深な言葉を残していた。
@candicemurley♬ original sound – Tara Danielle
この動画を見たユーザーたちからは、キャンディスの死因について、「ドラッグ使用」が原因なのではないかと推測する声もあがっている。
あるユーザーは、「キャンディスはネット上で多くの誹謗中傷を受けていた。それらが誰かのメンタルを破壊したり、依存症や薬物中毒へと導いてしまうような現状は大きな問題だ」と訴えている。
キャンディスのTikTokフォロワー数は、彼女が亡くなった時点で27,000人にのぼっている。
