元ミスUSAのチェスリー・クリストが、30歳という若さで亡くなったことがわかった。
現地警察によると、1月30日（日）、ニューヨーク市内で死亡しているところが発見されたという。
2019年、ミスUSAに選出されたチェスリー・クリストは、テレビパーソナリティや、冤罪で収監された囚人たちのための弁護士として活動していた。
チェスリーの親族は彼女の訃報を受け、「私たちの愛するチェスリーの死を知り、深い悲しみの中にあります」とコメントを発表。さらに、「彼女の持つ大きな光は、その美しさと強さで世界中の人々を感動させるものでした」と付け加えた。
さらに、弁護士としてのチェスリーの働きぶりやテレビ番組での活躍について、「愛情と、他人のために尽くすということを体現していました」と述べている。
ニューヨーク市警によると、チェスリーの遺体は30日の朝に発見され、死因は自殺とみられているという。
亡くなる少し前、チェスリーは自身のインスタグラムを更新。投稿には「今日という日が、やすらかで平和をもたらすものでありますように」と意味深なメッセージがつづられていた。
大学時代に陸上競技の選手として活躍していたチェスリーが、情報番組「Extra」でレポーターに抜てきされたのは2019年のこと。
番組側はそんなチェスリーについて、「彼女は番組に欠かせない存在であっただけでなく、Extraファミリーの一員として愛され、スタッフに感動を与えてくれる女性でした」とコメントしている。
また、彼女がミスUSAに輝いた2019年は、アメリカ3大ミスコンの優勝者が全て黒人女性となる記念すべき年となっていた。
チェスリーはかねてから、メンタルヘルスの重要性を訴えており、自身もカウンセリングを受けていた経験を明かしていた。
