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「好きだった君へのラブレター」ラナ・コンドル、トランプ大統領の「中国ウィルス」発言に激怒! 「よくもそんなことを!」アジア人として彼女が訴えることとは?

ラナ・コンドルとドナルド・トランプ大統領 NEWS
ラナ・コンドルとドナルド・トランプ大統領

ネットフリックスの人気ドラマ「好きだった君へのラブレター」にて、主人公ララを演じているベトナム系女優ラナ・コンドル(22)が、ドナルド・トランプ米大統領「中国ウィルス」発言に対し激怒のコメントをした。

米ドナルド・トランプ大統領は3月16日、現在世界中で流行している新型コロナウィルスのことをツイッターで「中国ウィルス(Chinese Virus)」と表現。また、18日の記者会見でも再度同じ呼び方をし、中国を始め各地で批判を受けている。中国外務省の耿爽副報道局長は、トランプ氏のツイートは「中国に汚名を着せる」行為に当たるともコメントしている。

「中国ウィルス」と表現するトランプ氏

このトランプ氏の発言を受け、女優のラナ・コンドルは3月18日、インスタグラムのストーリーにて彼を批判。「もっと(人として)良くなりなさい。目が覚めて、あなたが起こしたカオスを見るなんて本当の悪夢。お願い。良くなって」と書き、「私のフォロワーへ。安全でいてね。愛してる」とメッセージを送った。

ラナはベトナムのカントーで生まれ、数ヶ月ほど孤児院で暮らしていたが、コンドル夫妻に養子として引き取られてからはアメリカでずっと暮らしており、アジア系女優として活躍している。

そんな彼女は「あなた(トランプ氏)の人種差別的発言&行動が、どれだけアジア系アメリカ人コミュニティに影響を与えてるか全くわかっていないようね。私たちのコミュニティをどれだけ危険にさらしているか、想像すらできないのね。よくもそんなことを」と、トランプ氏の発言によりアジア系アメリカ人が差別によって危険にさらされていると話した。

また「自分自身を恥じなさい。そんなんで自分をリーダーって呼んでいるの?リーダーってどういうものか知ってる?リーダーは良いお手本を見せ、行動するの。それってあなたがやっていないことよね。中国のビリオネアで、実際にリードを取っているジャック・マーから学ぶ必要がある。彼はアメリカに、コロナ検査や数百万米ものマスクを寄付したの。なぜなら、あなたがやらないから」と、中国のアリババグループの創設者であるジャック・マーを引き合いに出しトランプ氏を批判。

最後には「人としてよくなって。そうすれば、あなたの外国人嫌いのせいで私達が言葉や肉体的に虐待されなくてすむ」と訴えた。

コロナウィルスの発症が中国の武漢地区であったことから、現在世界各国でアジア人差別が耐えないとメディアが報じている。

トランプ氏は、コロナウィルスを「中国ウィルス」と呼んだことに関して「全く人種差別的ではない。全くだ。ウィルスは中国から来た。だからだ。中国から来た。私は正確に言いたいだけだ」と反論している。

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