『ブラック・ウィドウ』公開延期や、新作の制作中止…新型コロナウイルスは今後のマーベル・シネマティック・ユニバースのタイムラインに影響を与えるの?

『ブラック・ウィドウ』
『ブラック・ウィドウ』

現地時間3月17日、ディズニーがマーベル・スタジオの最新作である『ブラック・ウィドウ』の劇場公開の撤回を決定し、それにともない日本でも公開が延期となった。マーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)はハリウッド史上最も収益性が高く、成功している映画フランチャイズとも言えるのだが、今回の新型コロナウイルスの影響はそんな巨大フランチャイズのMCUにとっても大打撃となってしまった。

『ブラック・ウィドウ』に加え、マーベル・スタジオは最新作映画『Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings(原題)』のほか、ディズニープラスの「Falcon and the Winter Soldier(原題)」「WandaVision(原題)」 「Lok(原題)」の制作も中止した。

新型コロナウイルスの影響により、2020年と2021年にリリース予定だった多くの作品は制作中止や公開延期となっている。

『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』(2016)と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の間に時代設定されている『ブラック・ウィドウ』が延期してしまうことによって、MCUのタイムラインに影響があるのかどうかを心配しているファンも少なくない。

米Varietyによると、マーベル・スタジオに近い情報筋は、「今回の延期によって、MCUのタイムラインには影響がない」と語ったという。しかし、もし「Falcon and the Winter Soldier(原題)」がスタートした後に『ブラック・ウィドウ』が来てしまったら・・・これまで綿密に擦り合わされてきた細かなストーリーが色々と崩れだすのかも知れない。そんな不安な声も上がっている。一方で、『ブラック・ウィドウ』は、もしかしたらMCUのフェーズ4でそこまで重要ではないのか・・・?という予想の声も上がっているようだ(ちなみに、『ブラック・ウィドウ』はフェーズ4の第一弾作品)。

さらに『ドクター・ストレンジ2(邦題未定)』の制作が延期となった場合、『スパイダーマン』シリーズの続編に何かしら影響があるのかもしれない・・・などなど、懸念する声はたくさん上がっているのだが、これらの疑問や質問に対してマーベル・スタジオは、今はまだ何もコメントしていない。

今、MCUファンとしてできることは、新型コロナウイルスはいち早く収束してくれることを願うことなのかもしれない。

映画『ブラック・ウィドウ』ポスター

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