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米ラッパーのドレイコ・ザ・ルーラー、楽屋で刺され死去、享年28歳 刺殺事件受け音楽フェスは中止に

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ドレイコ・ザ・ルーラー

人気ラッパーのドレイコ・ザ・ルーラーが、楽屋で刺され亡くなった。享年28歳だった。米Varietyが報じている。

カリフォルニア・ロサンゼルスを拠点に活動していたドレイコ・ザ・ルーラーは、DJマスタードに見出され、彼の曲「Mr. Get Dough」のリミックスを担当。2015年にリリースされた同曲は大ヒットを記録した。その後もミックステープをリリースし、さまざまなアーティストとコラボを果たした。

またドレイコは2016年、24歳の男性を殺害したとして、重罪殺人罪と殺人未遂罪において、無罪判決を受けたことがある。再捜査されたが、2020年11月に釈放された。

そんなドレイコ・ザ・ルーラーが、悲劇的な死を迎えた。

12月19日(日)、ドレイコは、ロサンゼルスのバンク・オブ・カリフォルニア・スタジアムで行われた「Once Upon a Time」のコンサートの舞台裏で刺されたのだ。事件は午後8時半頃に発生し、重体で病院に搬送され、その後死亡が確認された。

この刺殺事件後、ショーは中断。コンサートを担当したライブ・ネーションの広報担当者は声明の中で「舞台裏の道路で口論がありました。関係者に敬意を表し、地元当局と連携して、アーティストと主催者は残りのステージを進めないことにし、フェスティバルは1時間早く終了しました」とコメントしている。

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