故マシュー・ペリーの人生を描くNetflixの新ドキュメンタリーに、『フレンズ』で長年共演した5人のキャストが出演しないことがわかった。
米Page Sixによると、ジェニファー・アニストン、コートニー・コックス、リサ・クドロー、マット・ルブランク、デヴィッド・シュワイマーの5人には制作側から出演の打診があったものの、全員が参加を辞退したという。
『フレンズ』キャスト5人、全員が出演を辞退
Netflixで10月27日より配信される『The One About Matthew Perry(原題)』は、2023年に54歳で亡くなったマシュー・ペリーの人生を振り返る全3話のドキュメンタリーシリーズ。
マシューは1994年から2004年まで放送された大ヒットドラマ『フレンズ』でチャンドラー・ビングを演じ、世界的スターとなった。
今回の作品では、その華やかなキャリアだけでなく、長年にわたる依存症との闘いや、依存症に苦しむ人々を支援してきた活動、そして彼が残したものを、家族や親しい友人たちの証言を通して描いていく。
そんな作品だけに、『フレンズ』で10年間をともにした5人が誰も登場しないことは大きな注目を集めそうだ。
Page Sixに関係者が明かしたところによると、5人には出演依頼があったものの、参加しないことを選択。その代わり、ドキュメンタリーではマシューと親交があり、彼との思い出や愛情を持つ別の友人や仕事仲間たちにスポットが当てられるという。
ジェニファー・アニストンが出演しない理由とは
なかでも、マシューと特に親しい関係にあったジェニファー・アニストンについては、別の関係者が不参加の理由をPage Sixに語っている。
それによると、ジェニファーにとってマシューの死をカメラの前で改めて振り返ることはあまりにもつらく、涙を流す姿まで含めて、その悲しみを公にすることを望んでいないという。
関係者は、ジェニファーについて「彼女はそれをもう一度体験したくないし、それを公にしたくない」と説明している。
マシューは生前、『フレンズ』終了後も共演者たちとの交流を続けていた。とりわけジェニファーについては、自身が依存症と闘っていた時期にも頻繁に様子を気にかけてくれた人物だったと語っている。
5人が今回のドキュメンタリーに参加しないことについて、共演者との不仲などが理由だと報じられているわけではない。少なくともジェニファーについては、マシューを失った悲しみを公の場で再び経験したくないという思いが背景にあるようだ。
妹が初めて語る「本当のマシュー・ペリー」
一方、今回のドキュメンタリーでは、マシューの妹ミア・ペリー・ボウィックが兄について詳しく語る。
Netflixによると、作品にはペリー家が保管してきた未公開の写真や映像も使用。生涯の親友や仕事仲間など、マシューを身近で知る人物たちの証言を通じて、世間が知らなかった一面にも迫る。
ミアは、兄を「チャンドラー」としてだけでも、依存症と闘った人物としてだけでもなく、ひとりの人間として知ってほしいとの思いを明かしている。
監督はエミー賞受賞歴を持つメアリー・ロバートソンが務める。
『The One About Matthew Perry』公式予告編
Netflixでは2分8秒の公式予告編も公開されている。
マシュー・ペリーの死から3年となる日に配信
マシューは2023年10月、ロサンゼルスの自宅で意識のない状態で発見され、54歳で亡くなった。検視の結果、主な死因はケタミンの急性作用と判断された。
生前は薬物やアルコールへの依存について率直に語り、2022年に出版した回想録『Friends, Lovers, and the Big Terrible Thing』でも、自身の依存症と回復への長い道のりを明かしていた。
『The One About Matthew Perry』は、マシューの死から3年となる10月27日よりNetflixで配信される。






