女優ハル・ベリー(60)をめぐり、12歳の息子マセオに対する虐待疑惑が浮上している。
元夫で俳優のオリヴィエ・マルティネス(60)が裁判所に提出した書類の中で、ハルが息子の首を絞めたと主張。さらに、直後にマセオが父親へ「迎えに来て」と助けを求めていたとされるメッセージも明らかになった。
ただし、これらは現時点でマルティネス側の主張であり、裁判で事実認定されたものではない。ハル側は疑惑を全面的に否定している。
息子が父親に「お願い、来て」
Page Sixが入手した裁判資料によると、問題の出来事が起きたとされるのは9月26日。
マルティネスは、息子マセオから突然電話を受け、「今すぐ迎えに来て」と頼まれたと主張している。
電話はわずか27秒ほどだったとされるが、マルティネスによれば息子はパニック状態だったという。
父親がハルの自宅へ向かっている間も、マセオからメッセージが届き、
「もう着いた? お願い、来て」
と、到着を急かすようなやり取りが続いたとされている。
VRゲームをめぐる口論から暴力に発展したと元夫が主張
マルティネスの申立書によると、マセオは当時、自室でVRゲームをしていたという。
そこへハルが入り、ゲームをしている息子を批判したことから口論になり、状況がエスカレートしたとマルティネス側は主張。
さらにハルが息子に飛びかかり、首に手をかけて絞めたと訴えている。
マセオは抵抗して抜け出したとされ、その後、父親へ迎えを求めたという。マルティネスは、今回だけではなく過去にも似た行為があったと主張している。
ハル本人から「昨夜のことをひどく後悔している」とメッセージ
裁判資料には、翌朝にハルとマルティネスの間で交わされたとされるメッセージも含まれている。
PEOPLEによると、ハルは前夜の出来事について「ひどく後悔している」という趣旨のメッセージを送った一方、息子が母親に敬意を払っていないことへの不満も訴えていたという。
ただし、このメッセージ自体が「首を絞めた」ことを認めたものではなく、具体的に何について後悔していたのかについては双方の主張に隔たりがある。
ハル・ベリー側は疑惑を全面否定
一方、ハルの弁護士マリーナ・ベック氏は、マルティネス側の主張を強く否定。
申し立てについて「まったく根拠がなく、意図的に誤解を招くもの」だと反論している。
ハル側は逆に、マルティネスが過去に裁判所の命令に従わず、息子に必要な治療や教育的支援を妨げたことがあると主張。ハルは今後も息子の利益を最優先に行動していくとしている。
裁判所が一時的な接近禁止命令 面会時間も制限
一連の申し立てを受け、ロサンゼルス郡の裁判所は10月1日、マルティネス側が求めた一時的な接近禁止命令を認めた。
また、これまでの共同親権の取り決めも一時的に変更され、ハルが息子と過ごせる時間は日中の指定された時間帯に制限された。
ただし、裁判所はハルと息子の接触を完全に禁止したわけではなく、面会そのものは継続。また、マルティネス側が求めていたハルの飲酒・薬物使用の監視については「情報が不十分」として認めなかった。
今回の命令はあくまで暫定的な措置であり、虐待疑惑について裁判所が最終的な判断を下したことを意味するものではない。
双方は10月16日に再び出廷する予定で、今後、提出されたメッセージなどの証拠や双方の主張をもとに、親権や接近禁止命令について改めて判断される見通しだ。
ハルとマルティネスは2010年に映画『Dark Tide』の撮影を通じて出会い、2013年に結婚。同年にマセオが誕生したが、2015年に破局を発表し、長期にわたる離婚協議を経て2023年に離婚が成立していた。





