世界的人気ドラマ『フレンズ』のチャンドラー・ビング役で愛された俳優マシュー・ペリーの人生を描くドキュメンタリーシリーズが、Netflixで配信されることが決定した。
Netflixは9月1日(現地時間)、全3話のドキュメンタリーシリーズ『The One About Matthew Perry(原題)』を10月27日より配信すると発表した。
本作では、『フレンズ』で世界的スターとなったペリーの歩みだけでなく、その素顔や葛藤、そして彼が残したものまでを、家族や親しい友人たちの証言を通じて描いていく。
「チャンドラー」だけではない、マシュー・ペリーの人生
マシュー・ペリーといえば、やはり『フレンズ』のチャンドラー・ビング役だ。
独特の皮肉とユーモアを持つチャンドラーは、シリーズを代表する人気キャラクターのひとりとなり、ペリー自身も世界的なスターへと駆け上がった。
しかし今回のドキュメンタリーが描くのは、「チャンドラーを演じた俳優」だけではない。
シリーズには、妹のミア・ペリー・ボウィックをはじめ、長年の友人や仕事仲間が登場。ペリーがスターになるまでの道のりや、世間には見せてこなかった一面について語る。
さらに、家族が保管してきた未公開の写真や映像も使用される予定だ。
ファンにとっては、これまで知らなかったマシュー・ペリーの姿に触れられる作品になりそうだ。
妹が語る「ひとりの人間としてのマシュー」
今回のドキュメンタリーで、重要な証言者のひとりとなるのが妹のミアだ。
ミアは、兄について「チャンドラーとしてだけでも、依存症と闘った人物としてだけでもなく、ひとりの人間として知ってほしい」という思いを語っている。
マシューは、つらい時でさえ周囲を笑わせることができ、相手に愛されていると感じさせるような人だったという。
今回の作品を通じて、彼を個人的に知っていた人はもちろん、遠くから応援してきたファンにも、「マシューがどんな人だったのか」をより深く知ってもらいたいとしている。
『Quiet on Set』のメアリー・ロバートソンが監督
監督を務めるのは、メアリー・ロバートソン。
ロバートソンは、子ども向けテレビ番組の舞台裏を追った話題作『Quiet on Set: The Dark Side of Kids TV』などで知られるドキュメンタリー監督だ。
ロバートソンは、ペリーについて、コメディの才能で何百万人もの人々を笑わせただけでなく、依存症について公に語ったことでも大きな影響を残した人物だと説明している。
一方で、世間が知っていたのは彼の人生の一部にすぎなかったとも指摘。
今回のシリーズでは、本人を知り、愛していた人々の言葉を通じて、「公の顔の向こう側にいたマシュー・ペリー」を描いていく。
3回目の命日の前日に配信
マシュー・ペリーは2023年10月28日、54歳で死去した。
『The One About Matthew Perry』の配信開始日は10月27日。3回目の命日の前日にあたる。
ペリーは生前、自身が長年経験してきた依存症について隠すことなく語り、同じ問題を抱える人々を支援する活動にも力を入れていた。
今回のドキュメンタリーも、彼の人生を苦悩だけで語る作品ではない。
俳優、コメディアン、友人、そして家族の一員として、マシュー・ペリーがどんな人物だったのか。
世界中の視聴者を笑わせたチャンドラー・ビング。その向こう側にいたひとりの人間に、あらためて光を当てる作品となりそうだ。
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