マイリー・サイラスが、キャリアの新たな章をスタートさせる。
マイリーは9月1日(現地時間)、通算10作目となるスタジオアルバム『Bass Persuades(原題)』を9月18日にリリースすることを発表した。新作は、今年移籍が明らかになったAtlantic Recordsから発売される。
「Miley Cyrus」から“MILEY”へ 新たなアーティスト表記で再始動
今回、アルバムの発表とともにファンの注目を集めているのが、その名前だ。
新作のビジュアルや公式サイト、SNSでは、これまでの「Miley Cyrus」ではなく、大文字の「MILEY」という表記が前面に押し出されている。
法的な改名が発表されたわけではないものの、アーティストとして「MILEY」を掲げ、新しい時代へと踏み出した形だ。
2025年に発表した前作『Something Beautiful』から約1年4か月。前作まで在籍したColumbia Recordsを離れ、Atlantic Recordsへ移籍して最初に送り出すアルバムでもあるだけに、まさに“新章”という言葉がふさわしい作品となる。
新作『Bass Persuades』は全10曲。タイトル曲「Bass Persuades」をはじめ、Model/Actrizをフィーチャーした「Different Religion」、Miike Snowのアンドリュー・ワイアットが参加する「Neon Signs」などが収録される。
マイリーは新作について、音楽には人をとらえ、歌わせ、踊らせ、そして感情を外へ解き放つ力があると説明。喜びも心の痛みも、その間にある人生のあらゆる瞬間も含めたものが、今回のタイトル『Bass Persuades』に込められているという。
新アルバム『Bass Persuades』発表投稿
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アルバムのジャケットも印象的だ。モノクロの写真には、バラを口にくわえたマイリーの姿が写されており、これまでとはまた違った妖艶でミステリアスな雰囲気を漂わせている。
ビジュアルを手掛けたのは、世界的フォトグラファーのマート・アラス(Mert Alas)だ。
Hollywood Bowlで2公演! 意外にも同会場では初ステージ
さらにマイリーは、新作発売後となる10月16日と18日に、米ロサンゼルスのHollywood Bowlで2公演を開催することも発表した。
意外にも、マイリーがHollywood Bowlのステージに立つのは今回が初めて。
自身にとって同会場は、お気に入りのアーティストたちを見るために何度も客席を訪れてきた特別な場所だという。
ここ数年、マイリーは大規模なツアーを行わず、ライブ出演も限定的だった。それだけに、Hollywood Bowlでの2公演はファンにとって待望の大型ヘッドライン公演となりそうだ。
公演には、新作にも参加しているModel/Actrizがスペシャルゲストとして出演する。
Hollywood Bowl公演発表投稿
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ドリー・パートンさんとの別れからわずか1週間
そして今回の発表は、マイリーにとって大切な存在を失った直後でもある。
マイリーのゴッドマザーとして知られ、長年にわたり公私ともに深い絆で結ばれてきたカントリー界のレジェンド、ドリー・パートンさんが8月25日に80歳で死去した。
訃報を受け、マイリーはドリーさんとの思い出を振り返りながら追悼。「音楽と変化」について語ったことが、最後の会話のひとつだったことも明かしていた。
そんな大きな別れから、わずか1週間ほどで発表された『Bass Persuades』。
移籍、新名義、ライブ復帰――“MILEY”の新章が始まる
「Miley Cyrus」から「MILEY」へ。
レコード会社も変わり、新アルバムを携えてHollywood Bowlのステージにも初めて立つ。
これまでにも何度も音楽性やビジュアルを大胆に変化させ、そのたびに新しい姿を見せてきたマイリーだが、今回は名前の見せ方まで変えての再始動となる。
発売までわずか2週間あまり。
33歳のマイリーが「MILEY」としてどんな音楽を届けるのか。新たな時代の幕開けに注目が集まりそうだ。
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