ハリー・スタイルズ、NYで30公演の超大型レジデンシー開幕! ドリー・パートンさんを観客と追悼【動画あり】

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ハリー・スタイルズ photo: lev radin / Shutterstock.com
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ハリー・スタイルズが、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン(MSG)で30公演に及ぶ大型レジデンシーをスタートさせた。

現地時間8月26日、ハリーはワールドツアー「Together, Together」のニューヨーク公演初日を開催。約2か月にわたって同じ会場に立ち続ける異例のロングランが幕を開けた。

初日からこれまでのツアーとはセットリストを大幅に変更。さらに、前日に80歳で亡くなったカントリー界のレジェンド、ドリー・パートンさんを観客とともに追悼する感動的な場面もあった。

 

8月から10月まで! MSGで30公演

今回のニューヨーク公演は、8月26日から10月31日まで計30公演を開催するという巨大なレジデンシーだ。しかもニューヨークは、「Together, Together」ツアーにおける2026年唯一の米国開催都市。30公演という数字は、今回のツアーの開催地の中でも最多となる。

ハリーにとってMSGは、すでに特別な場所でもある。2022年の「Love On Tour」でも同会場で15公演に及ぶレジデンシーを開催。今回も再びニューヨークを代表する巨大アリーナに長期間“住み込む”ような形で公演を重ねていく。

そんな記録的なニューヨーク公演の初日、ハリーはこれまでのツアーをそのまま持ち込むのではなく、ショーそのものを大きく作り替えてきた。

 

セットリストを大幅刷新! 「The Waiting Game」をライブ初披露

幕開けから、これまでとは違った。ハリーは最新アルバム『Kiss All the Time. Disco, Occasionally.』収録の「Dance No More」でショーをスタート。ニューヨーク公演は、新たな幕開けとなった。

続いて披露したのは、2017年のソロデビューアルバム『Harry Styles』収録の「Carolina」。同曲が今回の「Together, Together」ツアーで演奏されるのはこれが初めてとなった。

さらに「Cinema」「Satellite」「Kiwi」も今回のツアーで初登場。「Satellite」ではイントロを拡張したフルバージョンが披露された。

ハリー・スタイルズ、「Satellite」をMSGで披露

そして大きなサプライズとなったのが、最新アルバム収録曲「The Waiting Game」。この日、同曲が初めてライブで披露された。

楽曲の順番を大胆に入れ替えただけでなく、過去曲にも新たなアレンジを導入。「Kiwi」にはLCD Soundsystemの「Daft Punk Is Playing at My House」の要素が取り入れられるなど、ニューヨークでの30公演に向けてショーを大きくアップデートしている。

これまで世界各地で公演を重ねてきた「Together, Together」だが、MSGで新たな章が始まったと言えそうだ。

 

ドリー・パートンさんへ「We love you」

そして公演終盤、会場の空気が大きく変わる瞬間が訪れた。ハリーが追悼したのは、公演前日の8月25日に80歳で亡くなったドリー・パートンさんだった。

長年にわたって自身に影響を与えてきたミュージシャンたちへの感謝を語ったハリーは、ドリーさんに向けて、「Dolly, we love you. Thank you so much(ドリー、愛しています。本当にありがとう)」とメッセージを送った。

すると会場には、ドリーさん自身が歌う名曲「I Will Always Love You」の音源が流れ始めた。ハリー自身が同曲を生演奏したわけではなく、観客に「Sing it out, people(みんな、歌って)」と呼びかけた。会場を埋めたファンも歌声を重ね、ハリーと観客が一緒になってドリーさんを追悼する時間となった。

ハリー・スタイルズ、MSGの観客とドリー・パートンさんを追悼

「I Will Always Love You」はドリーさんが作詞・作曲し、1974年に発表した代表曲のひとつ。後にホイットニー・ヒューストンが映画『ボディガード』(1992)の主題歌としてカバーし、世界的な大ヒットとなった。

公演前日に届いた突然の訃報。ハリーは自身に大きな影響を与えた音楽界のレジェンドへ、ニューヨークの観客とともに別れを告げた。

 

18歳でMSGの床にキス、それから14年――

この日のステージでは、ハリーとマディソン・スクエア・ガーデンとの長い縁を感じさせるエピソードも明かされた。

ハリーが初めてMSGのステージに立ったのは、まだワン・ダイレクションのメンバーだった2012年。当時18歳だった。

今回会場を訪れたハリーは、当時からMSGで働いているスタッフから、14年前の自分についてある話を聞かされたという。初めてMSGにやって来た18歳のハリーは、車から降りるなり地面にキスし、「マディソン・スクエア・ガーデンに来た!」と大喜びしていたというのだ。

ハリー・スタイルズ、18歳で初めてMSGを訪れた日の思い出を語る

この思い出を紹介したハリーは、それから「細菌についていろいろ学んだ」とジョークを飛ばし、今ではもう床にキスすることはないと観客を笑わせた。

ワン・ダイレクションの一員として、MSGに立てることに興奮して床にキスしていた18歳の青年。それから14年。今やハリー・スタイルズは、同じ会場でひとりのソロアーティストとして30公演ものレジデンシーを行う存在となった。

「Together, Together」MSG公演は10月31日まで続く。初日からセットリストを大胆に変えてきただけに、残る29公演でさらにどんなサプライズが飛び出すのかにも注目したい。

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