『Mr.インクレディブル3(仮題)』2028年全米公開! ヴァイオレット&ダッシュら子どもたちにもスポット、新ヴィランも登場へ

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ディズニー&ピクサーの人気アニメーション「Mr.インクレディブル」シリーズの最新作、『Mr.インクレディブル3(仮題)』が2028年6月16日に全米公開されることが決定した。

米カリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーファンイベント「D23: アルティメット・ディズニーファン・イベント 2026」で発表されたもの。日本での公開日は現時点では発表されていない。

あわせて、Mr.インクレディブルの姿を描いた新たなスチールと、シリーズおなじみのデザインを受け継いだロゴも公開された。

さらに海外メディアの報道によると、第3作ではヴァイオレットやダッシュらパー家の子どもたちにも、これまで以上にスポットが当てられるという。パー一家が対峙する新たなヴィランの存在も明らかになっており、2024年に制作が発表されていた第3作の内容が少しずつ見えてきた。

『Mr.インクレディブル3(仮題)』で解禁された新スチール © 2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『Mr.インクレディブル3(仮題)』で解禁された新スチール © 2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

『Mr.インクレディブル3』新スチールとロゴが公開

今回公開されたスチールには、巨大な構造物を頭上で支えるMr.インクレディブルの姿が描かれている。

怪力を持つ彼らしい場面だが、周囲では人々が逃げる様子も見られ、何らかの事件が起きているようだ。この場面が物語のどのような状況を描いたものなのか、詳しい内容は明らかになっていない。

同時に、第3作のロゴも公開された。「Mr.インクレディブル」シリーズでおなじみのマークを中央に据え、黒を背景に赤やオレンジ、黄色を組み合わせたデザインとなっている。

『Mr.インクレディブル3(仮題)』ロゴ © 2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

『Mr.インクレディブル3(仮題)』ロゴ © 2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

第3作ではパー家の子どもたちにもスポット

今回のD23では、映画の物語についても新たな情報が明らかになった。

ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるピート・ドクターによると、第3作ではパー家の子どもたちがこれまで以上に重要な役割を担うという。

Reutersは、ヴァイオレットとダッシュが両親に隠れて夜の街へ繰り出し、人々を守る活動を始めていると報じている。

長女ヴァイオレットは、透明になる能力とバリアを作り出す力を持ち、長男ダッシュは驚異的なスピードで走ることができる。末っ子のジャック=ジャックも、まだ幼いながら複数の能力を持つことがこれまでの作品で描かれてきた。

第1作では父ボブ、第2作では母ヘレンがそれぞれ物語の中心となった。それに続く第3作で、成長した子どもたちに焦点が移っていくのは興味深い。

特に気になるのは、ヴァイオレットとダッシュが両親に隠れて活動しているという点だ。スーパーヒーローとして人々を救う一方で、家に帰ればボブとヘレンの子どもでもある。そんなパー家ならではの親子関係も、新作では重要になってくるのかもしれない。

 

パー一家と対峙する新たなヴィラン

第3作では、パー一家の前に新たなヴィランが現れることも明らかになった。

ピート・ドクターはD23で、新作に強力なヴィランが登場することを紹介している。ただし、その名前や能力、パー一家と対立することになる理由など、詳しい設定はまだ明かされていない。

シリーズ第1作では、かつてMr.インクレディブルに憧れていたシンドロームが登場。第2作『インクレディブル・ファミリー』では、スクリーンスレイヴァーを操るイヴリン・ディヴァーがパー一家の前に立ちはだかった。

これまでのシリーズでは、ヴィランとの戦いを通して、スーパーヒーローの存在や家族のあり方も描かれてきた。今回の新たなヴィランがどのような人物となり、成長したヴァイオレットやダッシュたちとどう関わってくるのかも、第3作で注目したいところだ。

 

監督は『マイ・エレメント』のピーター・ソーン

第3作では、シリーズの制作体制にも変化がある。

2004年の『Mr.インクレディブル』と2018年の『インクレディブル・ファミリー』で監督・脚本を務めたブラッド・バードに代わり、『Mr.インクレディブル3(仮題)』ではピーター・ソーンが監督を務める。

ソーンはピクサーで長年作品制作に携わり、『アーロと少年』や『マイ・エレメント』を監督してきた。

一方、ブラッド・バードも第3作の脚本を担当しており、シリーズから離れるわけではない。「Mr.インクレディブル」の世界を作り上げてきたバードが物語に関わりながら、新たにソーンが監督を務める形となる。

過去2作品とは異なる制作体制が、パー一家の新たな物語にどのような変化をもたらすのかも注目される。

 

第1作から24年、再びパー一家が帰ってくる

シリーズ第1作『Mr.インクレディブル』が公開されたのは2004年。

スーパーパワーを持ちながら、仕事や子育て、夫婦関係、学校生活といった日常の問題にも悩むパー一家を描き、スーパーヒーロー映画とファミリー映画を組み合わせた作品として人気を集めた。

それから14年後の2018年には、続編『インクレディブル・ファミリー』が公開された。

第2作ではヘレン/イラスティガールがヒーロー活動の前線に立ち、ボブは家庭を守る役目を担当。ヴァイオレットの恋愛やダッシュの宿題、次々と能力を発現させるジャック=ジャックの子育てに悪戦苦闘する姿も描かれた。

映画は世界興行収入12億ドルを超える大ヒットを記録。第2作のラストではスーパーヒーローの活動が再び合法化され、パー一家が家族そろってヒーローとして活動できる環境も整った。

そこから描かれる第3作で、今度は子どもたちが自ら街へ出て活動を始めることになる。

第1作では父ボブ、第2作では母ヘレン。そして第3作では、ヴァイオレットやダッシュら子どもたちへ――。結果として、シリーズはパー一家の世代を少しずつ追いながら物語を広げてきたことになる。

両親に隠れて夜の街へ向かうヴァイオレットとダッシュは、なぜ自分たちだけで活動しようとしているのか。新たなヴィランは何者なのか。そしてジャック=ジャックはどんな活躍を見せるのか。

まだ明らかになっていないことは多いが、今回のD23で、第3作の物語が向かう方向が少しずつ見え始めた。

『Mr.インクレディブル3(仮題)』は2028年6月16日に全米公開予定。日本公開日は現時点では発表されていない。

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