VMAでドリー・パートン追悼 ケイシー・マスグレイヴスが「I Will Always Love You」涙の熱唱

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2026 MTV Video Music Awards(VMAs)で、今年8月に80歳で亡くなったドリー・パートンをたたえる特別な追悼ステージが披露された。

ステージを任されたのは、カントリー界を代表するシンガーソングライターのケイシー・マスグレイヴス。ドリーが1974年に発表した名曲「I Will Always Love You」を、ピアノを中心としたシンプルなアレンジで歌い上げた。ケイシーにとってVMAでのパフォーマンスは5年ぶりとなった。

 

ドリー本人の映像から「I Will Always Love You」へ

追悼ステージは、ドリー本人の過去映像からスタートした。

映像の中でドリーは人生についてのメッセージを伝え、そのまま自身の歌声で「I Will Always Love You」へ。そこから、きらびやかなピンクの衣装に身を包んだケイシーが歌を引き継ぐという演出になっていた。

派手なセットや大人数のダンサーではなく、ピアノの伴奏と歌声を中心にしたステージ。ケイシーは目を閉じながらじっくりと楽曲を歌い、会場から大きな拍手が送られた。

 

【動画】ケイシー・マスグレイヴス、VMAでドリー・パートン「I Will Always Love You」を追悼歌唱

 

Entertainment Tonightの映像では、追悼パフォーマンスに加え、VMAプロデューサーのヴァン・トフラーによるコメントも紹介されている。

トフラーは、ドリーが若いミュージシャンにとって大きなロールモデルであり、その音楽がジャンルを超えて愛されてきた存在だったと振り返り、彼女の人柄と音楽の双方をたたえる企画だったと語っている。

 

ケイシー、ドリーの死後もステージで追悼

ケイシーにとって、今回が初めてのドリー追悼ではない。

ドリーが亡くなった後、ケイシーはボストン公演で自身の「Rainbow」をドリーに捧げ、さらに「Here You Come Again」をカバー。その後、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン公演では「9 to 5」も披露していた。

当時ケイシーは、ドリーを失った悲しみについて「まだ受け入れられていないし、これからもきっとそう」と語り、彼女を“音楽界のロイヤルティ(王族)のような存在”と表現していた。

2人は過去に同じステージに立ったこともある。2019年のMusiCares Person of the Yearでは、ケイシーがケイティ・ペリーとともに「Here You Come Again」を披露し、途中からドリー本人も参加した。

 

テイラー・スウィフトも受賞スピーチでドリーに敬意

今回のVMAでは、別の場面でもドリーへの敬意が示された。

「The Fate of Ophelia」でVideo of the Yearを受賞したテイラー・スウィフトは、スピーチの中でドリーを「究極のショーガール」と称え、この賞を彼女に捧げると語った。

ドリーが楽曲の中で描いてきた物語性や、どんな出来事もファンへの愛と感謝に変えて届けてきた姿勢をたたえ、一人のファンとして尊敬し続けていることを明かした。

ケイシーによる「I Will Always Love You」の追悼ステージと、テイラーからの献辞。亡くなってから約1カ月となる今回のVMAは、世代を超えて多くのアーティストに影響を与えてきたドリー・パートンの存在の大きさを改めて感じさせる一夜となった。

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